完全に夜が明けたといっても過言ではない時間帯に書くのもどーかと思いますが、書かなければしょうがないので書きます。
「もう丸12時間になるわよね…………いいかげんに寝たら?」
寝たいのは山々だがのぅ。バックアップデータが無為になり始めている今はそうもいかん。……つか、お前は誰だ?
「私。ユーリィ。完全に寝ぼけてるわね…………」
それ以前に、もうすでに誰が最近出てないとか出典がどうのこうのとか忘れ始めてるし。
「それもどうかと思うけど…………」
なまじ分類を多くしてしまったのがそもそも間違いだったなぁ……。どーせキャラの設定なんて世界観に合わせて微妙に変わるだけで、本質的な性格はそのままだからあんまり意味ないし。まぁ一部全然違う例外な奴もいるけど。
「まぁ……PSOに技術として存在する、またはしていたかどうかさえ怪しい錬金術とかを設定に取り入れてる時点で気づいてほしかったけど。そういうわけで、今の私は出典関係なくしてモトになっている設定から来てるわけだからね?」
…………別にそれは構わんけど。作品をまたがって同名で登場している奴はお前を含めても5人に満たないし……。
「……頭全然働いてないでしょ……? 目が死んでるわよ。テンション低いし」
もとからそれほどテンションは高くないけど……。眠いのは確かだな、さすがに起きてから20時間を突破すると。
「……そのうちほんとに有意義だった時間はいったいどれだけだったのよ?」
……言うな。なんかもーさすがの俺も愛想尽きたし――
「とかいいつつ、しっかり保存してあったユーザー設定ファイルをロードしながら手馴れた手つきでインストールをしているのは何故かしら?」
――尽きたし、ハードディスクの初期化・再インストールを二桁超える数はやりたくない。
「…………聞いている限りではどうにも愛想が尽きたとは思えないけど…………」
…………Win2000の25桁のプロダクツコードを暗記してしまうほどやったんだぞ?
「果てしなく無駄な苦労だと思うわ……。せっかくの貴重な夏休みを、貴方そんなことでフイにしちゃっていいの?」
気が付けば朝だった……とかいう格言もあるだろ。
「格言かどうかは知らないけど、たまに耳にするわね。要するに、がむしゃらにやってて日付見てなかったのね?」
不思議と、日記書いてるはずなのに片っ端から忘却の彼方へと追いやられていく日付。誰が俺を責められようか……。
「少なくとも家庭・近所の人には迷惑に対する賠償を請求する権利があると思うわ……」
毎日毎日朝までやってたら日付とかそんなもの気にしなくなるだろーが!
「だからといって貴重な時間をフイにすることはないと思うけど……。もう8月よ? いい加減少しは前を見たほうがよくないかしら?」
将来の展望くらいならあるぞ。
「もうちょっと目前の危機に対して緊張感を持ってほしいんだけど……。5年とか10年とかそんな先じゃなくて」
むしろそっちのほうが分からんが…………目前の危機ねぇ……。それこそパソコンの危機だけど。
「…………………………」
あ、なんで無言でかぶり振ってんだおまいは。微妙にため息ついて肩落とすのも見逃してないぞ。
「そんなことに注意を払う前に、もっと注意を払うものがあるんだけど……」
そういうけどなぁ。PCが復活しないとこっちもなにもできんのだ。
「どーして?」
夏休みの課題のデータファイルがユーザー設定のフォルダにあるから復活させないと続きができんし。大学のオープンキャンパスの資料とか入試の情報を集めるにしてもインターネットのが幾分便利だろ? そのためにPCが必要不可欠なのだよ。
「…………バックアップはそれとどう関係するの?」
う…………ま、まぁあんまり関係ないけど、ここでほっといたらあとでどうしようもない問題が発生したときに対応できなくなるだろ。エラーとかはそのときそのときで対処しとかないと、後になって処理しようにも分からないことがあるからな。
「なんか詭弁のようにも聞こえるけど……まぁいいわ。それで、じゃあどうしてバックアップエラーは諦めたの?」
どうもHDD自体に問題がある気がしてな。Maxtor社の大容量HDDにある制限許容範囲のジャンパを解除しないと、Win2000、とりわけサービスパック適用後にHDDを認識しなくなるエラーが出るそうだ。もしかしたらそれにも関係するんじゃねぇかと思ってな。
「ふ~ん……。じゃあさっさとはずしちゃったら?」
いや、それができんのだ。
「え? なんで?」
ジャンパの位置がわからん。
「……………………あ、そう…………」
うあ。今なんかすっごく腹が立ったぞ、オイ。
「だって位置がわからなかったら話にならないでしょうに」
アテがあるからそっちはいいんだ。むしろもうひとつの理由のほうが大きい。
「もうひとつの理由?」
Win2000SP3の配信が始まりだした。もしかしたらこっちで修正されているんじゃないか――とかそんな期待を抱いていたり。
「あくまで期待なのね……」
それ以上のことは何もいえんだろーが。不明なエラーだし。
「じゃあそれをインストールしてみたら?」
したかったんだが……まだ無理だ。
「何度目になるか分からないけど……どうして?」
まだ日本語パッケージはできてないらしい。英語とドイツ語しかなかった。
「…………まぁさすがにその二つは厳しいわね……」
そもそも日本語版のものにインストールできるかどうかも不明だしな……。だから今のところはどうしようもないのさ。バックアップよりはセキュリティのほうが重要だしな。
「つくづく愛想をつかしたようには見えないわ……」
ほっとけ。でも実際10時間が無駄になってしまったときは本気でHDD叩き壊してやろーかと思った。
「どーせその2秒後には後悔と反省の雨霰でしょ……。今までが無駄じゃなかったっていうわけでもないし」
…………さりげなくひどいこというなお前……。
「ほらほらそろそろ終わりでしょ。しっかりまとめてね」
ていよく無視された気もするが……まぁいい。それでは皆様、
「今日はこの辺で~♪」
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