趣味に生きる。
なんというか、人生において心地よい響きを感じますね(^^
そんな生き方ができたらどれだけ幸せだろう、と思ってしまいます。
好きなことをして生きていくということですから。
……と、少し前までは考えていました。
しかし、最近はそれがどういう意味を持っているのか、ちょっと悩んでいます。
趣味に生きるということは、趣味でもって仕事をしていくということ。
普通なら趣味をしながら生きていくんだから、素晴らしい事ではないかと考えますよね?
だけど、仕事と趣味は別物なんです。一緒くたにできるものではないんですよ。
実際、趣味を仕事としている人のエッセイと言うか身の上話を聞いていると、それで何もかもが満足であるというわけではないようです。
もちろん好きなことをしているのですから充実感は強いでしょう。やりがいもあるはずです。
けど、趣味と仕事の大きな違いがちょっとした軋轢を生んでしまいます。
それは自由度の違いにあります。
趣味はいつやってもどれだけやっても、社会的な問題がなければ誰からも文句を言われることはないと思います。
だけど仕事となると、その自由はなくなってしまいます。
いつやるのかは決めなければならないし、どれだけやるにしても規定量を満たし、かつ多すぎないこと。
これだけの違いで違和感が生まれてしまうんです。どれだけ自由か、で。
つらつらと書いてきましたが、何を言いたいかというと、趣味だけで仕事を判断するのはどうかということです。
もちろん好きじゃないと仕事自体やる気が出ないですけど、かといって趣味を仕事にするのはなんであれ一番良いと考えるのも頂けないです。
趣味を仕事にして、その趣味が嫌いになってしまったという話も聞きますし。それでは本末転倒になってしまいます。
その仕事が好きだというなら構わないと思うんですが。趣味としてみているのではなく、仕事としてみているわけですから。
とある趣味が好き=その趣味を仕事にしたら幸せ、だとは限らないのではないでしょうか?
私自身小説やイラストを創っていくのは好きです。昔はそれを仕事にしたいとも思いました。
けど、こんな感じの本を読んだなぁと思い出してしまい、ちょっと鬱な今日この頃です。
あくまで趣味は趣味として割り切った方が、私の場合は良さそうな気がするんですよね。
ではでは。なにか暗い語りになってしまいましたが(汗)今日はこの辺で~
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