突然フリーカフェから削除されました。（￣□￣；）全く問答無用で。一言の断りもなしに。FTPすらパスを認証しません。なんなんだいったい！？
「う～んと……じゃあ今この対談はどういう風になっちゃうの？」
うぅ、ティナか……。緊急でトライポッドのほうに移してメールを送信しておいたけど…………。
「まぁ……けっこう微妙だよね、メールって……。にしても、どうしちゃったの一体？」
こっちが聞きたいわい。繋げようと思ったらなぜか認証ではじかれてしまってな。いやな予感がしてサイトに接続しようと思ったら、無情な『ページが見つかりません』の表示が……。
「なにか問題になりそうなことしたの？」
それはないと思うが……。思うに、フリーカフェ自体の存在が最近危うかったからな…………。フリーカフェのトップページは何も表示されないし、音信もなにもなかったのだ。いつかは潰れるな～とか思ってたけど、まさかこんなに早く潰れるとわ……。
「無料でスペースを貸し出していた善意のサーバーさんだから、あまり文句は言えないと思うけど……」
だからといって、連絡もなしにぶった切るのはマナー違反だしサーバ管理者として失格だろ。もうちっとこー……被害についても善処して欲しいんだが。
「ま、それも何らかの事情があってのことかもしれないし。頭ごなしに悪く言うのもマナー違反だと思うわ」
ま、まぁそりゃそうだけど……。だからこそ、自営サーバを立てようってことにしたんだって。
「その自立心は結構だけど……。今日その本が来るんじゃなかったっけ？」
そのはずだったんだが。母親が日中外に出かけていたらしく、本が届いていたのか届かなかったのか不明なのだ。そーいった連絡もないので、まだついてないかと思うんだが……。
「へ～…………。なんだかその落ち込みようも凄いわね……。そこまで真っ白に燃え尽きなくても…………」
ふ…………。せっかく意気揚揚と帰ってきたのに、Linux本のない虚しさ。しいて言うなら、天丼を注文したのにのっていた天ぷらは海老ふりゃーではなく天カスだけ……みたいな気分だ。
「…………微妙に形容しがたいものがあるんだけど……」
なんか今日はツキがないのぅ……。Linux本が届かんとサーバの構築もできんし、フリーカフェも最悪のタイミングでアカウント消去してくれるし。誰か俺に恨みでも持ってるんだろーか？
「それはちょっと考えすぎじゃない？ どう考えてもその二つが一致するわけないでしょうに……」
うむぅ……。まぁ明日が休日だから、のんびりやれるしいいんだけど。
「そういえば貴方も学校が始まったんだっけ。大学が白紙の戻ったとかどーのこーの言ってて大変そうだったけど」
もち、今も大変なんだけどな……。夏休みが終わって一週間が経ったが、ようやく一週間が経ったなぁって感じだ。いろいろ忙しい割に、やることがルーチンワーク作業ばかりなので時間の経過が遅すぎる……。
「……別にそれはいいんじゃない？ 時間の巡りが早く感じられるって言うなら焦燥感も出てくるだろうし」
だけどやりたいことができずに時間が経過していくんだぞ？ 無意味、とは言わんが有意義な過ごし方ではないんだからな。
「遊び呆けて睡眠ばっかりとるのが有意義だとは思わないけど…………」
俺にとっては有意義だ。
「………………さいですか……」
それに伴って最近睡眠時間を大幅に早くしてみたが、今までの疲れが残っているのかそう簡単には早朝から行動できんけどな。かなり気合入れて起きないと、すぐまたバタンキューだし。
「そういえばこのごろ早めに寝てるわね。だいたい23時には床についてるんじゃない？」
うむ。朝早く行動すれば、行動できる時間は減少しているはずなのになぜか損した気分にはならんのだ。
「早寝早起きは損にはならないわよ。これでようやく健康的な生活が送れるじゃない」
その代わり、夕方から宵の口にかけて意識を保つのに失敗すると寝てる。
「意識を保つのに失敗って……」
誘惑に負けてベッドにねっころがると、数分以内になにかイベントが起きない限り、眠りの世界へごー。
「意志が弱いわね～……」
抵抗したところで頭の働かん状態ではなにもできんからな。抵抗する動機がない限り起きん。特に今日は学校でもPC相談役になっていたし、結構疲れた……。
「動機についてはそうかもしれないけど……。PC相談役？」
おぅ。学校内にはもっと猛者がいるはずなのに、なぜか俺が呼ばれることが多いのだ。だいたい友人・図書館の主。
「へぇ～…………あ、そろそろ時間ね」
むぅ…………いかん、眠気で視界がぼやけてきたぞ……。
「ほんの数週間前までは今が一番動いてた時間なのにね」
生活のリズムが変わってきた証拠だなぁ。ま、今日は身体的・精神的疲労も多かったけど。
「ん、お疲れ様。それじゃ終わりにしましょうか」
うむ。ではでは、今日はこの辺で。
「また逢いましょう」
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