散歩。
気分を紛らわせるためや、思いつき、ちょっとした運動として散歩をすることに対して、一体誰が文句をつけようか。
無為な時間の使い方とはいえないだろう。気分転換になればその後の仕事なども効率的にすることができるだろうし、日課として続ければそれなりにいい運動になる。
犬などのペットを連れてするのもいいかもしれない。
なんにしろ、普通はマイナスイメージにはならないと思う。
しかし。
夜。雨の降りしきる最中。
そんなシチュエーションで散歩をする人を見かけたとしたら、貴方はどう思うだろうか。
ぱっと見た感じでは散歩とは分からないかもしれない。他人から見れば、単に帰路についているというふうに見てとれるかもしれない。
だが、散歩をする人と帰路につく人に、大きな相違点が見受けられるのだ。
それは、歩く速度の違い。
個人差にもよるが、散歩をしている人はたいていその足取りは遅い。何故なら急ぐ必要も理由もないからだ。歩くのを楽しんでいるのに、わざわざその時間を縮めるようなことはしないだろう。
帰路についている人は、逆に速い。一刻も早く家に帰って、今の時期ならば冷え切った体を温めるためにシャワーを浴びたり、人によってはアルコールを嗜むなどで落ち着いたりもする。その道中というのは単に家まで繋がる距離でしかない。散歩のような、楽しむという心地は微塵も持ち合わせていないだろう。
これらは注意して観察すれば、一目瞭然だと思う。
しかしもう一度考えてみて欲しい。
その場面は、夜の雨が降る道。単純に考えれば、出歩く人は少ない。
もう一度問う。貴方は、その時に散歩をすることをどう思うだろうか。
結論として、管理人が言いたいことは。
…………。
そーゆーときにする散歩のほうがなんか楽しくない?
だって人が少ないし。
夜、雨の降りしきる森の奥にある神社とか、荘厳な感じがしていて良かったッスよ~。
…………。
…………最近は「お前、ヘンなヤツだな」って言われるのが誉め言葉に聞こえてくる。
…………末期症状かな……。
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