Phantasy Garden

意味不明。(お前がな)

さてタイトルのよーなどーでもいいことはともかく、現在もっさりとCGに着手しております。
しばらくぶりにCG描いてます。4ヶ月ほど手をつけてなかったのは確実ですね。しかもその4ヶ月前のデータはデリってますし。
しかし今回の目標は、『どれだけ時間がかかってもいいから今自分ができる最高の技術を駆使して作ったる』という関西弁的なものなんです。(ぇ)
……言うは易し。行うは難し……。
分かっちゃ、いますけど……ね。
_| ̄|○ …………。

閑話休題。
以前に見たSSをもう一度見たいなぁと探している最中に、レビューサイトにぶち当たりました。
どうやらそのサイト、感動するゲームや漫画・アニメを探しておられるようで。『AIR』を検索項目に入れていたせいでひっかかったようです。
真面目にレビューされていたので、ちょっと目を通してみたんですが。
……うむ、なんというか、『AIR』への疑問点が幾つか氷解したような気がします。
ストーリー云々の疑問ではなく、一般的な『AIR』に対する見解の疑問ですけど。あのストーリーは疑問というより謎ばっかですからねぇ。
ともかく、管理人が不思議に思っていたのが、「『AIR』というゲームは恋愛ゲームなのか?」という疑問。
18禁ゲームかどうかなら即答できますけど。性的描写がありますしね。けど恋愛ゲームかと聞かれるとかなり「?」がつきます。
管理人自身がその方面に疎く、しかも『AIR』が初めての恋愛AVGというジャンルに触れた作品なので、どっちかってーと偏見しかなかったわけですよ。
その「偏見」と照らし合わせてみた時、どーも『AIR』はそれに合わないんです。いわゆる、恋愛だけを目的としたゲームって感じのイメージに。
話を戻して、そのレビューには『AIR』についてこう書かれていました。

>「恋愛要素を意識的に排除し、家族愛について描かれた作品」

…………納得です。『家族愛』と表現すれば、正にぴったりといった感じ。
よくよく考えてみれば、『AIR』のヒロインたちの家族構成は世間的に見れば訳ありとしか思えないような設定ですし。ゲーム中はあまり意識しませんでしたけど。主人公はその訳ありの家族に接触し、一種のわだかまり状態を解消していく、っていう筋ですね。
確かに恋愛という要素は薄いような気がします。ゲーム序盤の展開は少し強引ぽく感じたので、その違和感をなくすための設定として恋愛が位置付けされているのかと思ったんですが、それはあくまで表面的なもので根幹には家族愛の希薄が挙げられるのではないかと。
一番顕著にそれが分かるのはAIR編の後半。往人が消滅するし、晴子と観鈴の10年の空白を取り戻していくストーリーのどこに恋愛要素があるのか、と。
というわけで、『AIR』への疑問が見事に解決してめでたしめでたし。
…………まぁ、ここまで『AIR』について言及するのは、それだけこのゲームに感銘を受けたのだと解釈してやってくだせぇ。『AIR』のような、解釈の仕方によって幸福とも不幸とも取れるストーリーが好きなんですよ。単純な100%ハッピーエンドよりは。

>「悲劇にある程度の耐性があり、じっくり考えるのが好きな人には文句なくオススメです」

……って、管理人の性質そのままだよオイ。

引用元:感動追究大作戦『AIR』コメントより

蛇足話。「BUMP OF CHICKEN」の『メロディーフラッグ』を聴くと、どーしても『AIR』を思い出してしまう管理人。もともと記憶喪失の友人のために歌ったものらしいんですが、ねぇ……。

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