最近、周囲のネット関係の活動が乏しくなってきているな~と微妙に心配気味です。知り合い(ネット・リアル問わず)の様子がさっぱり見えず、情報が入ってこないのです。ぷりーず ぎぶみー ざ いんふぉめーしょん とぅ まいふれんど。まぁ皆、新学期に入って忙しくなったのだろうとは思っているのですが。俺も忙しくなってきてますし。
それに関連して、サイトの動向なども気になるところ。サイト運営している友人は幾人かいるわけですが、どこも停滞気味でもしかしたらこのまま消滅か!?とか思ったり。(不謹慎)なんつーかその、モチベーションの維持が難しいわけですよ。こんな宣伝もしていないような星屑レベルのサイトに来るリピーターは限られていますし、このサイトでは反応がなくとも周囲で変化があればそれをネタにしてしまうとか。
多分皆ネットに飽きてきてるんじゃないかなーと思うんですよ。これだけネットが一般的に普及して情報が氾濫して、黎明期とは言わないまでも、従量課金接続が当たり前だった頃からネットというものに触れてきた俺としては、逆にこの情報量の多さに辟易しているような面があります。探せばまだまだ面白いコンテンツはあるはずですよ。しかし、増えすぎた情報がそれらの良質コンテンツを埋もれさせてしまっているような気もするのです。情報が増えればそれだけ良質コンテンツを探しやすくなるはずだと思っていたんですが、Webリングなどの登録サイトを巡ってみれば分かるように、それは一握りの極少数に過ぎません。良質コンテンツと非良質コンテンツの比率は、情報の絶対量が増えても変わっていないのかもしれませんね。絶対量は以前より確実に増えていますから、色んな意味で、新鮮な情報には当たりやすくなりましたが、良質コンテンツに遭遇する可能性は変わっていないんです。
こう書くのも、多分俺自身がネットに飽きだしているんじゃないかと思うんです。純粋に、毎日巡回しているサイトなんか両手で数えられるほどしかありませんし、さらにその中から更新頻度の高いものを選り抜くと片手で数えられますからね。ネットの使用自体、昔のような、ある情報についてさらに詳しい情報、それに関連した情報を得たいときに使うというような形になってきてます。もうサイトの運営暦だけでも2年半になりますし、ネットに本格的にのめりこんだ時期から換算すると5年弱くらいです。ブックマークしていたサイトも、時間の経過とともに変わってきてます。これだけの時間が経つと、やはり更新停止や閉鎖などのサイトも出てきて当然かもしれません。昔から見ていたサイトが閉鎖してしまうと、やはり寂しいものがありますから。
かといって、新規開拓するような時間もないわけです。それこそ、このサイトの更新をする以上の手間がかかるのは明白でしょう。加えて技術的な要素を含むコンテンツ、例えばCGやSS、MIDIなどの音楽、FLASHなどの動画は、さほど頻繁に更新できるものでもありません。そうなると、主体となるのはやはりニュースや日記といった文字媒体のみのコンテンツに絞られやすくなってきます。良質コンテンツと非良質コンテンツの比率が変わらないとすれば、母体となるコンテンツ全体の数が少なくなればなるほどその良質コンテンツに行き着く可能性も下がるわけです。そうなるとまたモチベーションが下がり、コンテンツ検索をストップさせてしまい……と悪循環が形成されていくんですよ。
インターネットの普及に伴って、ネット自体の水準が上昇したような感があります。しかし逆に、普及したことによる見かけ上の情報の質の低下もあるようなことは俺は否定できません。それを証明するのが、俺自身のモチベーションの低下なわけですから。そもそも情報の進歩の度合いに慣れてしまって、その度合いに快感を得ていたのかもしれません。もしそうだとするならば、インターネットの情報の水準が永遠に同比率以上で進歩することはありえないですから、見かけ上の情報の質の低下を感じるのは至極当然のことでしょう。これをどのように打破していくのか、それがこれからの俺のサイト運営上の課題になりえるかもしれません。
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