Phantasy Garden

古今東西、サイト運営をしている際の悩みの種ともなる、他人のサイトへのリンク。リンク集のようなものを作って、色んな場所に繋がっていくのが好きという人もいれば、手間隙かける余裕などないと一切リンクをしない人もいます。またリンク集ではなくても、文章中から他のサイトへリンクを貼ることもありますね。だけど、そこには色んな問題が昔から起こっています。

リンクについて

上記のリンク先のデータは3年ほど前なのですが、今もさほど変化はないと思います。強いて言うなれば多少リンクに対して寛容な人が増えてきたというか……それでもやはりリンクに対して強い嫌悪を感じる人もいますし、管理人の主観によるところが大きいのでなんともいえませんが。

これを眺めてみると、一応管理人の持っている意見は大多数に含まれる方向にあることが多かったのでほっとしています。逆に少数ながら別意見が出ていたりもして……アンケートの終盤にある回答者のコメントを見てみると、それぞれにリンクに対する捉え方がでていて面白いですね。どういう場合はリンクしたくないのか、相互リンクはどうなのかとか。とくに考えさせられたのは、管理人はウェブの原則としてリンクの自由を考えていますが、あるコメントに『無断リンク禁止とあるサイトにリンクすることは、法律では確かに罪に当たらないが、だからといってそれを無条件にやるというのは疑問』という趣旨の発言が印象的でした。罪ではないからやっていいという論法は成り立たない、と。これは確かにそのとおりです。マナーや感情という立場からすれば、ある程度の自重と抑制力があってもいいと思うのは否めません。

一方、無断リンク禁止を掲げるサイトでアクセス制限などをかける知識がないために禁止するというのは、はっきり言って勉強してから出直して来いという気分です。手軽な情報共有メソッドとしてウェブは便利ですが、知識がないことを免罪符に相手側の良心で制限をさせようとするのは傲慢だと思うのですがいかがでしょうか。同人など普通には理解されにくい分野を扱っていて、何も知らない人に不必要な誤解を招きたくない、という気持ちなら多少理解できますが……。それでも実質無断リンク禁止という言葉自体には何の実行力もないので、単なるリンクポリシーとしてしか捉えられません。

上記のアンケートを一通り読んで思ったことですが、サイトを運営する場合はそのサイトのリンクポリシーを明らかにしたほうがいいかもしれませんね。リンクする場合は連絡が欲しいのか不要なのか、連絡が欲しい場合はどのように管理人にコンタクトするのか、そういった情報を明記しているサイトのほうが好感をもたれやすいようです。実際のところ、無断リンク禁止を掲げるサイトはそれだけで魅力が半減してしまうという心情的なものもあるようです。やはりマナーとして、こういったものは常に勉強していくのがいいのかもしれません。

Comment

名前:

機械的スパムを防止するための検証です。以下の画像に書かれている文字列(半角英数字)を入力してください。
Captcha Image
認証:

Information

About this website

サイト名『空想庭園』。御巫 悠が自由気ままに運営しているサイトです。役に立たないコラム書きがメインなのかもしれません。

本サイトはクリエイティブ・コモンズ表示4.0 国際ライセンスの下に提供されています。

Twitterアカウント: spherewind1(twitter.com)

Recent Weblog

Recent Comment

Weblog Search

Weblog Category

Friend Links