周知のとおり、本日インテックス大阪で開かれたSuper Comic City 関西10に参加してきました。今回は主に多雨氏の手伝いといった名目で行きましたが、実質売り子は拒否ってたんで駄弁るくらいしかしてませんでしたけど。それにしても、色んな意味で知識というか経験というか体験というか苦難というかまぁそこらへんのニュアンスを含ませた何かを会得したような気がします。うん、めっちゃ疲れた。
当人が今(21日2130時現在)はまだイベント報告をなさっておらぬようですが、こちらから見た報告という事でさっさとアップしておきませう。まず、何より驚いたのは人の多さ。というか男女比。彼奴から「女性客は22日のほうが多いよ」と言われていたものの、21日の時点で男性少な杉。客としても、売り手としても、女性9割9分9厘は堅いと言えるくらい女性が多かった。有り得んてアレ。世の漫画などではその事を指してハーレムなどと格好つけておりますが、実際なってみるよろし、アレは苦痛以外の何物でもない。よっぽど頭のネジが外れた精神的厨房でもない限り、あんなもん喜べない。ハーレムというものは、須らく好意的な態度でもって接してこない限り、その呼称は使えないものなんだと。それ以外は確実に居場所を無くすものなんだと。
閑話休題。で、心中で恐れ戦きつつも多雨氏と共に予定スペースへと向かい、準備を済ませます。というか、商品を机の上に置いただけ。周りは煌びやかにクロスやアクセサリなどの装飾をしているのに、商品のみ。場違い感倍増してるんですけど、俺>多雨氏。まぁ、俺は初めて即売会に参加するんでどんなことをすればいいのかさっぱり知識がなかったんですけど、君は以前に一般参加をしたことがあったのではないかと小一時間問い詰めたくなった事は心中だけの秘密ではなかったりします。
そうこうしてる間に即売会が始まりました。なんか合図も何もなくいきなり始まったので正直戸惑ってました。放送も何もないんですかそうですか。とりあえず、始まったはいいものの販売用のスペースは狭いし椅子も一つしかなかったので、早々にスペースから退去する事にしました。だって、俺、ここ、居場所ないもん。精神的にも。だけど、会場をぐるりと回ってみて気付く。それは、俺、ここ、どこにも居場所がない。場違い感ってこういうもんなんだなぁとその辺りは冷静に自己分析を繰り返し、なんとか居場所を探します。でも無駄な抵抗でした。諦めて、広場でベンチに座りながら寝ました。それしか、することが、ありませんでした。
とはいえ、ずっとベンチにいるわけにもいかず。開場から30分ほど経つと通路もかなり人でいっぱいになってきてました。人の往来を死んだ魚のような目で見ていたわけですが、聴覚が隣に座っていた二人組の女性の会話を聞きつけます。
「往復2万もかけて、15分で終わりかぁ」
「はは、まぁそんなもんじゃない」
…………( ゜Д゜)
日本の文化の発展に畏怖を感じつつも、『日本も終わったかな』と思いました。
いやまぁ、ちょっと大袈裟ですけど。消費大国日本、ここまでする人も居るんだねと去り行くその二人組を密かに見送りながらしみじみ呟きます。ここまで消費させられる巨大な市場を潰そうとする政府の目論見がいまいち理解しかねますとマーケット側を擁護してみたり。
結局、その後もあっちへふらふら、こっちへふらふら、力尽きて壁にもたれて居眠りしたり、時折多雨氏のスペース行って駄弁ったりを繰り返して過ごしました。んで、15時に終了。……確かに色んな意味で経験させられたんですけども、これって将来役に立つ経験なのかどうかは不明。まぁ無駄にはさせません。半日と3000円以上使った大した暇つぶしだと言わせはしない。
売上報告とか販売の様子などは多雨氏のページにてご確認下さい。あくまで俺は、俺が初めて参加した同人誌展示即売会というものの体験をレポートしたまでですので、サークル運営に関することまで突っ込む権利はありません。あしからず。
ほんとは逐一携帯電話から更新しようかと思ったんだが、電池切れでアウツ。用意がなってませんよ>俺。orz
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