10月10日。兼ねてから計画しつつも中々実行に移らなかったPSOBBオフ。今回は突発的に日程を決めたこともあり、割と住まいの近いメンバーで集まることとなりました。参加者は、ラグナイト氏、來祁氏、私を含めた3人のみの小規模なオフ会です。ラグナイト氏とはDC版PSOの時代にも一度オフでお会いしていましたが、來祁氏は初めてでした。どちらかというと、顔合わせを主体とした『ご挨拶』が目的のオフですね。
待ち合わせは博多駅。高速バスを使えば2時間足らずで行けるので、集合時刻12時半の3時間前に起床すれば余裕です。この前日にも朝5時くらいまでPSOをやってたりしていましたが。9時にはちゃんと起床して、身支度を整えて、自転車で20分ほどの交通センターへ。家から出てみると、西のほうがかなり曇ってました。嫌な予感がしつつもバスに乗ってしまえば雨は気になりませんし、折り畳み傘も鞄に常備しているので大丈夫なはず。20分の移動だけだから、と高を括ってました。でもそういう時に限って雨に降られるのがネタ人生。交通センターまで後400Mといったくらいの交差点で信号待ちをしていると、ぽつぽつと降り出す雨。やばいな。もうすぐ来そうだ。後400Mだから、傘は差さなくても
ドドドドドドドドドド
(゜Д゜)…………。
今のは雨の音でしょうか某J漫画の登場シーンの効果音じゃないんですか違いますかそうですか。有り得ないってこんなネタ。2秒でバケツから水を被ったくらいの勢いで濡れるんだからな。慌てて傘を差すも時既に遅し。あまりの雨の酷さにビルの軒下で雨宿りして状況を整理してみますが、破滅的な状態を確認するだけでした。傘の内側が濡れてるってどういうことよ。地面から跳ねた雨の飛沫が膝上までかかってますし。後日気づいたことですが、鞄に入っていたメモ帳やノートの類が全滅でした。というかこれはもう一旦家に帰って着替えなければヤバイくらい濡れてます。こんな濡れ鼠状態で人に会えるわけもなく、戻るしかないのですが、戻ったら予定していたバスに乗れなくなる罠。さすがに余裕を持って出て来たといっても、自宅から交通センターまでの3km近い距離を往復できるくらいの時間を見ていたわけではないです。かといって濡れたまま行くという選択肢は存在せず。仕方なくメールで遅刻の旨を伝えておきました。ほんのわずか20分程度の距離を行く間になんでこんな雨に遭うかなぁ。運がないにも程があるというか、ネタに好かれすぎ。
泣く泣く来た道を引き返し、一旦自宅へと戻ります。家に戻った際にネットで気象レーダーを確認してみたら、ピンポイントで25mmほどの強烈な雨が半径300Mくらいの範囲で降っていたようです。なんでそんな範囲に当たるねん。と、雨に体温を奪われてちょっと((゚Д゚;))ガクガクブルブル でしたが、さっさと着替えを済ませます。着替えを済ませた後、傘の内側まで濡れて使い物にならない折り畳み傘は止めて、普通の傘を差していくことにしました。幸いスコールのような激烈の雨は一過性だったらしく、再度家を出るときにはだいぶ小雨になっていました。予定変更で、乗車する高速バスは交通センター11時45分発。博多駅着は13時46分。いきなり1時間ちょっとの遅刻という大失態を犯すことになりましたが、愚痴ってもしょうがないのでとりあえず高速バスに乗車します。
高速自動車道を使い、一路福岡へ。どうやら福岡のほうは雨模様のようです。ぎっこんぎっこん、とバスのワイパーの異音が気になったりもしましたが、取るに足らない問題です。果てしなく凄い交通渋滞に巻き込まれることに比べればな。ネタの神様は見放してくれませんかそうですかチクショウorz。休日の昼下がりで雨模様というシチュエーションも影響していると思いますが、福岡の天神付近で超ド級の渋滞に遭遇。なんか交差点のど真ん中で停止していやがる車が何台もいました。鳴り響くクラクションと道路交通法ってなんですか?という勢いの無茶苦茶危険な運転。交差点が詰まっているせいで信号が青になっても動けないのですよ。というか信号が意味無い。赤信号で普通に進んでいるし。一つの交差点を過ぎるのに10分かかるのは明らかにおかしい。この渋滞のせいでバスの到着時刻も大幅に遅れ、14時を回っても博多駅どころか天神バスセンターにさえつかない様子。あまりにもひどい有様に、旅行用トランクを持った壮年の夫婦が渋滞の途中で下車していきました。飛行機の時間がどうとか運転手と話していたので、フライト時間が迫ってきていたのでしょうか。だんだんとバスの運転手の機嫌も悪くなっていく風味で、煽り割り込み当たり前な感じで進んでいきます。いやいや急いでくれるのは嬉しいけど、そこまでされると怖いよ。タクシーと接触事故起こしそうになってたし。時間よりも実は命が危ないんじゃないだろうかと危惧しつつ、これ以上ネタがでてこないことを祈りながら、座席に座ってました。心持は雨に降られたとは別の意味で((゚Д゚;))ガクガクブルブル でしたが。
14時半を回ってようやく博多駅横の交通センターへと到着。オフ会が始まる前に精神的な疲労がピークになり始めているのは気のせいでしょうか。1時間どころか2時間以上の大遅刻をしてしまうことになるとは頭の片隅にもありませんでしたが、なんとかラグナイト氏と來祁氏と合流することに成功。昼食を博多駅地下街でいただき、明太石焼ビビンバを食しました。博多の明太子って食べたことなかったんですが、食べてみてちょっと後悔。すごく辛い。ジャ○カレーの中辛が危ういというお子様上等なMy舌にはちょっときつかった。ラグナイト氏と來祁氏のやり取りを聞きながら、ひっそりと水を二桁くらい注いでいたのは気づかれていたんだろーかとここでカミングアウトしてみる。因みに代金は來祁氏が持ってくれることに。人生の先輩に感謝です。ありがとうございます>來祁氏。
昼食後、休日中にセールをしているマリノアシティというところに行くことになりました。どんなところなのかはさっぱり存じ上げませんでしたが、どうやら複数の店が連なったショッピングモールのようなところという感じみたいです。來祁氏の運転のもと、また渋滞に遭いそうだという虫の知らせは黙殺し、來祁氏の車に同乗させてもらってマリノアシティへと向かいます。しかし、天命というか星回り上仕方ないというかそういう運命だったと諦めるというか、やはり渋滞に巻き込まれて遅々とした進行に。加えてこの辺りの地理に明るくない上に道が不案内という『お約束』を喰らって福岡市内を彷徨ってました。交差点のたびにフィーリングで方向を決めて右往左往。都市高速に乗れればすぐという助け舟も、都市高速の入口が見つからないという返し技により撃沈。まぁ、方角だけは分かっていたので逆方向に走り出すことはないですし、見覚えのある道に出ればしめたもの。しばらく大通りを走っていたら、それっぽいところに出たようです。私にはさっぱり見当がつきませんでしたが、『マリノアシティ』という海を連想させる語感と臨海地域に出たことから近づいてるということは分かりました。都市高速の高架下をくぐり、いよいよというところで再度渋滞。マリノアシティへと入る車が多くて信号待ちになっているようです。渋滞の長さは500Mといったところでしたが、右折待ちで時間かかる上に時差式信号といってもわずか数秒しか差がなく、なかなか右折できずに数台がいける程度。博多駅からの距離は大したことないのですが、結局2時間以上経過してやっとマリノアシティへと到着しました。
マリノアシティ内。服飾アウトレット品の総合ショッピングエリアといった感じで、そこかしこに服が売られています。ラグナイト氏や來祁氏についていって店内の服を見て回るものの、正直この歳になっても未だに自分の服というものを意欲的に買いにいったことがないという事実を如何なく証明する結果に。親をしてお洒落とは程遠い存在と言わしめた私には服のことがいまいち分かりません。というか、その表示された値段を見て驚いてばかりだったような気がしないでもない。さすがに最近は親に引っ張り出されながらも服を買いに行くということはあったので、ジーンズやシャツなどを適当に見繕って買うことはありましたが、6桁の値札が服についていると驚きというか呆れというか。自分の価値観が普通の人とはちょっと違うところにあるんだなぁと再認識しつつ、ウィンドウショッピングを満喫していました。で、なんでかアウトドアショップでは防水ヘッドランプを見てダイビングに使えないだろうかとか真剣に悩んだり、ダイビングナイフ兼用の万能ナイフとかがないか探したり、登山用に耐衝撃性の水筒を買うかどうか吟味したり。絶対服を見てるときと目の色が違ったと思うよ。自分で思うくらいだから、ラグナイト氏や來祁氏からはかなり異色に見えたかもしれない。だけどそういう性分なんです。すいませんorz。
時刻も20時を回り、一度自販機で休憩がてら今後の予定をどうするかを決めることに。日帰りで動くなら、高速バスの最終便が23時20分なので残り3時間しかない計算。せっかく福岡まで来てのオフ会なのに、それでは物足りなさ過ぎ。自分のミスで2時間以上も遅刻して時間を無為にしてしまっているんだから、ここはもう徹夜→始発便帰還のルートを選ぶべきではないですか。というわけで時間は出来たので、とりあえず夕食を取りながら決めようという方向で決定。シティ内から車に戻って何を食べるのかの相談。決まらない。動きながら決めませんかと優柔不断な提案をする。決まらない。市内を彷徨う。決まらない。そしていつしか來祁氏の生活圏内まで到達していました。さらにいつの間にか決定した某ハンバーグ店へと入り、ハンバーグをいただくことに。その席で何をしようかという話をしていると、やはり共通の話題ということか、PSOが話題に登りやすかったですな。そこで『ネットカフェで3人同時にPSOに接続しませんか?』という明らかにオフ会じゃない提案をかまし、しかし考えてみれば中々面白そうだということになって、食後に天神までUターン。そしてネットカフェで夜を過ごすことに決定と相成りました。7時間パックで入店し、PSOを始めます。始めは通常のインターネットのみの席を選択したせいでSOに接続できないなどのハプニングはありましたが、ゲーム専用の席に移動して事なきを得ました。PSOの接続開始は24時過ぎ程度。通常ならまだいつものメンバーがいるはずの時間帯です。実はこれが狙いで、『あたかも全員自分の家に戻り、PSOに接続している』という風に錯覚させるのが目的でした。
しばらくして、いつもの『ロビー*1』にいつものメンバーが集まり始めます。そしていつもの如くチャットが始まりますが、途中で何人かがロビーから『部屋*2』へと入っていきました。ロビーでは何人かがまだチャットを続けています。普通、ロビーでの会話に部屋の中にいるキャラクターが参加することは出来ませんが、ネットカフェにいる状態では3人の内一人でもロビーにいれば、直接ロビーの様子を窺うことが出来るということです。これを利用して、部屋の中にいる人物が『シンプルメール*3』を使ってロビーの発言者にツッコミを入れるという『天の声現象』を行っていました。チャットの話題上ではネットカフェにいるということを伏せて密かに行い、シンプルメールを受け取る側としては非常に謎な現象がおこるというわけです。さすがに何度も天の声を送った人には気づかれてしまったようですが、オフラインで打ち合わせをしておいてオンライン上で連携を取るという普通は有り得ない事もできます。小規模のオフ会ならではの遊びでしたが、知り合いの方々には大変な迷惑をおかけしてしまったので、ここで事実を明らかにしてお詫び申し上げます。不快な感情を抱かれた方、気味悪く思われた方、申し訳ございませんでした。
結局7時間のほぼ全てをPSOに費やし、11日の朝6時半過ぎにネットカフェを退出。天神バスセンターがすぐ近くにあったので、すぐにラグナイト氏と來祁氏に別れを告げることになってしまいましたが。7時丁度発の高速バスへと乗り込み、家路につきます。家に帰り着いた後、細々とした雑用を済ませて就寝したのが10時過ぎ。わずかな時間ではありましたが、非常に楽しい一日でした。次はPSOメンバー総出でのオフ会に参加してみたいものです。
- 『ロビー』…… 主にチャットなどのコミュニケーションをとるための広場。PSOはMO方式であるため、シップとブロックをセレクトすると自動的にロビー1へと転送される。
- 『部屋』…… 通常の冒険を行うことができるように、ロビーから作成することができる。パーティともいう。部屋には4人しか入ることが出来ないので、多人数のチャットには向かない。
- 『シンプルメール』…… 差出人と本文だけの非常に簡単なコミュニケーションツール。ギルドカードという名刺のようなシステムのカードを持っている人や所属するチームのメンバーに送ることができる。
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