運良く見る機会があったので、鑑賞してみました。巡回しているサイトの一部でこの出来について言及されておられましたが、総じてそれほど悪くない評価だったので結構期待。
んで個人的感想。オープニングぶつ切り、という意味が良く分かりました。ゲーム本編では2分超に渡って構成されていたオープニングですが、アニメでは構成上そこまで長く出来ないんでしょう、基本的な構成は保っているものの『鳥の詩』原曲を知っているとちょっと違和感。BGMもアニメ用に編曲されていましたが、まぁ仕方ないんでしょうね。
ストーリーのほうは、1話目で結構原作の流れを進んでます。必要な粗筋だけ一気に進んだ感じで、こんなに詰め込むもんなのかと思いました。予告見たら、2話目で物語の核心に触れ始めているようですが。テンポが速い気もしたんですが、原作を知ってるからこそのことなんですかねぇ。原作を知らないと分かりにくい部分もあったんではないかと。
とりあえず、総合的なクオリティは周囲の評価通り悪くないです。端々に織り込まれたギャグもグッド。というか往人さんがえぇです。プライドの低さがえぇです。あと、やはり物語のテーマでもある『空』の表現に力が入っているように見えたんですが、これは今のアニメではこのクオリティで空を表現するもんなんでしょうか。それともAIRがやはり特別に力を入れているんでしょうか。教えてそのあたりにエロい人。
と、かなり端折って感想を述べてみましたが、個人的評価も上々です。数年来アニメという文化に触れていませんでしたので、その新鮮さというのもあるかと思いますが。最後まで見てみたくなりました。毎週毎週見るのは無理ですが、そのうち見る機会も設けたいですな。劇場版AIRとストーリーの重なりはどうするのかとか、原作のような選択的ストーリー分岐はどう対処するのかとかは興味深いです。原作とは違うストーリーになりそうな気がしますが、それもそれでちゃんと纏めてくれたら文句なし。
ふと気づけば、かなりの部分でAIRフリークな雰囲気を醸し出している自分がいてちょっと鬱。orz まぁSSとか書いている時点で『ヲタク』レッテルを貼られるのは(どう言明しても世間的に)仕方がないことでしょうし、『同人』=『キモい』という認識も緩和されたとはいえまだまだ根強いですしね。そもそもそういったことを隠そうとしているということは、自分自身それに対してコンプレックスを抱いているということに他ならないのですから、そのあたりは潔く認めて然るべきですか。
以上、隠れヲタの辺境サイト的宣言ですた。
Comment