Linuxではプログラムをインストールするのに、『パッケージ』と呼ばれるインストールに関連したファイルを纏めたものと、実行ファイルや設定ファイルを圧縮しただけのもののどちらかでインストールを行います。WindowsでいえばEXEファイルとZIPファイルみたいなものでしょうか。
私は、パッケージでインストールするのが好きです。簡単だという理由の他、Windowsのインストーラのように扱えるということが大きい。実質、Linuxにはレジストリというのものがないのでパッケージだろうと圧縮ファイルだろうとインストールには差がないんですが、長年の窓ユーザだったためか、どうしても関連付けなどのレジストリに近い操作があるんじゃないかとびくついてしまう始末なのです。あと、実行ファイルなどもProgram Filesのように纏めておきたいので、どこでもおける=自分で纏めなければならない圧縮ファイルより、パッケージインストールのほうが楽なわけですよ。
Linuxでの基本的なシステム構成(/binフォルダの意味等)に理解が浅いので、どこにおけばいいのか分からなかったり、Windowsのように関連付けされている実行ファイルの位置を変更すれば起動しなくなる、とかいった恐怖があったりするわけで。実際Linuxでも関連付けはあるんでしょうけど、どのファイルがどこにどのように為されるのか、さっぱり分からない。
勉強不足だなぁと思いつつも、パソコン初心者ってこんな感じなんだろうなと少し感慨深くも思ったり。そのうち慣れてきたら分かるんでしょうが、始めのうちはファイルのインストールさえ怖く思ったりします。分かるためにあれこれと思索する。それがパソコン弄りの一番面白いところであったりするわけですが。
なんだかんだでFCLinux弄るのが楽しかったりします。
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