最近ちょっと注目しているのがXULアプリ。これだけで何か分かる人には釈迦に説法状態なんだろうけど、アプリケーションのユーザーインターフェースを記述するためのクロスプラットフォーム言語(はてなダイアリー - XULとは)です。もっと詳しく知りたい方はPiro氏が作られたXULアプリケーション開発への誘いを参考にされるといいかもしれません。この中で代表例としてあげられているものとして、FirefoxやThunderbirdなどもXULアプリといえば少し親近感がわくでしょうか。
XULはXML・JAVA・CSS等、Webページの記述と割合似ているところがあり、私としては多少導入しやすいかなと思える代物。JAVAについてはあまり詳しくないのですが、C++やPHPのオブジェクト指向言語は分かるので、それほど苦にはならないと思ってます。
で、このXULでゲームアプリを作れないかなーと思っているわけですよ。この広い世の中、作っている人はいるんでしょうけど、これでストーリーを持ったゲームを作ってみたいと唐突に思いついたわけで。高校の頃にもゲームを作ってみたいと思って、C++Builder5 Learning Editionを購入して動かしてみたものの、当時の私にはさっぱり意味不明でした。まぁクラスやライブラリの概念などは勿論、プログラムとは何なのかさえ分かっていなかった時に思いついたものですから、無謀としか言いようがないです。HTMLはプログラミング言語とか思っていた、かの時代。
C++Builderに挫折した後、ひょんなことからHTML、Javascript、Perl、C/C++、PHP、XMLと学び、マークアップ言語とプログラミング言語の違い、それらの実装方法なども人並みには分かってきた今、もう一度高校の頃の夢に挑戦しようかと思いまして。
実は今までにも何度か挑戦の志を表したことはあったんですが、Windowsゲームはもうフリーソフトレベルのゲームではなく大規模開発の商用ソフトくらいのレベルにならないと『お遊びゲーム』になってしまうということもあり、新鮮さもあまりないのでモチベーションが続きませんでした。それよりは自作パソコンやサーバ運営など、新しい環境の導入・ハードウェア的な理解に努める方が楽しかったというのもあるわけで。
しかしそれも2~3年ほどである程度の満足感を得られてしまい、再びプログラミングの世界に魅力を感じるようになってきてます。転機となったのは、デスクトップLinuxへの転向とその関係のバイトを始めたことでしょうか。やっぱり自分で作ったプログラムが動いてくれるというのは感動ものです。
そんな時にXULというクロスプラットフォームアプリの開発に最適な言語を知り、一気に期待が高まっているというわけですよ。Linuxでの開発も構わないんですけど、やはり色んな人に使ってもらいたいという思いがあるので、なるべくプラットフォームに依存しないようにしたかったんです。そういう意味で、JAVAには多少なりとも興味があったわけですが。XULはまだまだ新しい分野なので、モチベーションを維持するのに魅力的な環境だと思います。
うん、これで言いっぱなしの放置プレイになった事例は数知れないんだけどナー。(´A`)
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