理系のための恋愛論(著者:酒井冬雪)
コラムの数は現時点で200近いくらいあり、結構前から続けられているようです。第一回が2000年の7月ですので、既に5年以上も続けられているということになりますが、なかなかどうして興味深い。当たり前だろーとか思うこともあったりしますが、時折ほぅーと感嘆させられることもあります。
思うに、確かに理系の男というのはそういった恋愛の機微に疎いんじゃないかと思うんですよ。とくに与えられた課題をこなすばかりの消極的学生とかまさにそう。考えることを放棄しているのに、人の心に敏感になれるはずがないんです。コラムを読んでいて殴りたくなる男の逸話も数々あったり。逆に、顔をしかめて(゚Д゚)ハァ?といいたくなる女もいたりするのもまたありますが。
男が読んでも女が読んでも面白いと思いますし、彼氏彼女の有無に関わらず、ためになるコラムだと思います。社会生活を営む以上、人間関係というものは避けて通れない問題なのですから、その構造をほんのちょっとでも知っておいたほうが楽になるんじゃないでしょうか。
いや、まぁ、かくいう本人が厭世的な考えの持ち主なわけですが。 ( ゚Д゚)y─┛~~
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