冬型の気圧配置が強まり日本上空にシベリア寒気団の-42度という恐るべき寒さが流れ込んでくる厳冬の中、皆様いかがお過ごしでしょうか。そんな寒さが厳しい冬山は南阿蘇、白川の水源巡りをしてきた悠です。
阿蘇を流れる川には二種類あり、黒川と白川という名付けた人のネーミングセンスが分かってしまうような名前なんですが。黒川は黒川温泉で全国的にも有名ですね。一方、白川というのは県民には馴染みがある川なんですけども、県外の人にはいまいち知られていない模様。実際近畿に住んでいた頃は、黒川という名前は知れどもそれが熊本の川とはつゆ知らず。無論そんな中で白川のことなぞ知っているわけがありませぬ。
さりとて白川が全くダメな川というわけではなく、むしろ今は白川の知名度をあげようという活動を部で展開中なのです。川の総合取締役という感じのお方と部活で交流を持たせていただいているので、ある種ボランティアみたいなもんですな。それで、水源辺りまで登って白川をもっとよく知ろう!という形で今回行ってきたわけです。
白川の水源は、南阿蘇村というところを起点に8カ所ほどあります。今日回った順に記しますと、白川水源、竹崎水源、吉田城御献上汲場、明神池名水公園、池の川水源、湧沢津水源、寺坂水源、塩井社水源です(各水源地の名前に写真をリンクしています)。この中での個人的お気に入りは竹崎水源と塩井社水源。双方とも荘厳な感じが滲み出ており、水が圧倒的に澄んでいて最高です。白川水源や明神池名水公園もいいんですが、観光地化されているので荘厳な雰囲気はちょっと半減。他の水源も飲料水や洗い場として使われているので、どちらかというと生活感が感じられる場所でした。
残念なことに、塩井社水源は水泳禁止の札があり、ダイビングをして水中写真を狙うというわけにはいかなさそうです。が、洗い場の部分から手を突っ込んで写真を撮るくらいなら出来るかな、とか思っていたり。竹崎水源の方はダイビングできるかもー、です。
他にも妙見池を見たり、阿蘇長陽大橋で黒川と白川の合流点を見てみたり、水流を観察してみたりと充実した一日を満喫していました。いくつかの写真にも雪が降っている場面があったり、強風に晒されたりしたのでクソ寒かったですけど。
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