*今回は割と政治色の強いログですが、出来れば少しでも目を通して貰いたいです。
昨今の韓流ブームが叫ばれて久しいですが、個人的にはどうでもいいものとして扱っていました。ドラマとか興味ないし。韓国の反日云々という話題も、「まぁ日本人の美徳や美意識との価値観が合わないんだろう」程度にしか捉えておりませんでした。
が。次に紹介するコラムを見て、いつまでも自分と関わりないものとして放っておける問題ではないのだと、今でははっきりと痛感しています。
このコラムでは、タイトル通り『なぜ』反日かという理由に応えています。マンガ嫌韓流なども記憶に新しいですが、ひとまず理解して貰いたいのは決して日本の行動を無批判で賛成・賛美するのを良しとしないことと同様に、韓国の行っている行動や日本に与えている影響も目を瞑っていて良いものではないということ、あくまで事実は事実として認識し、そこに付与されている政治的・主観的思想は排除して考えて貰いたいということです。コラム中でも日本の自虐的歴史観について述べていますが、歴史を正しく把握し、当時の法律や国際情勢、日本と韓国の歴史的事実を客観的に理解するというのが非常に大切な事です。一方的に卑下することもないし、罵倒される謂われもありません。事実を事実として踏まえた上で、歴史の善悪を語るのが正当な手続きであると思います。
例を挙げるとするならば、確かに日本が戦争を起こした事や敗戦後に東京裁判等で裁かれたことやアジア圏の各国を統治した事があるというのは、紛れもない事実です。これには信頼できる歴史的資料も豊富ですし、自国だけでなく他国での歴史の記述でも間違いありません。また、日本人の道徳では戦争=悪ですし、裁判で負けたら悪、他の国を統治した事がある=支配的という風に考えがちです。しかし、この図式は単純にそう当てはまるなんでしょうか。
一つに、日本が戦争を起こしたというのもアメリカからの挑発的行為があった事は戦後にアメリカ自身も認めている事です。日本側が屈服か、戦争か、死を待つのみだけという脅迫的な選択肢を突きつけられたとすれば、戦って散るという武士道に基づく行動を起こしたというのも理解できるかと思います(これはハルノートという、コラム中で詳しく紹介されています)。二つに、東京裁判での日本の負けは明らかな間違いであったと言う事が、後日に裁判に関わった人たちから表明されています。国際司法の立場からは、東京裁判自体に違法性があったと認識するのが常識のようです。また、公的にも戦犯者の責任に対して既に処置はとられており、日本にはA、B、C級戦犯者というのは存在しません。これは公式の文書で国際的に確認されている事項です。三つに、アジアの各国を支配・統治した事について、中韓以外の国では欧米からのアジアの独立という風に高い評価をされています。パラオやタイなど、日本人以上に日本を愛している国といえるくらいです。韓国も同様に支配・統治していましたが、現在反日感情を対外的に顕わにしているのは中国・韓国くらいのものです。
このように書けば、過剰な愛国主義等と揶揄されるかもしれません。愛国心等の議論はさておき、アメリカの挑発や裁判の違法性の認識や公文書の存在や中韓を除くアジア各国の親日感情等は、紛れもない事実です。中国、韓国が主張する内容とは異なりますが、動かぬ証拠は幾らでもあります。対して、中韓側の主張には証拠という確実な根拠は存在しません。彼らが主張するのは主に感情論によるところなのですが、それはコラム内で詳しく説明されているのでここでは省きます。
歴史というものは事実のみを記録すべきであり、政治的・主観的な作為によって歪められるべきではありません。再三述べていますが、事実を認識した上で初めて善悪の議論が為されて然るべきであり、その事実には根拠となる歴史的資料が必須であることは言うまでもありません。現在、中国・韓国が主張している内容はそれらの手続きの一切を無視し、感情論だけで日本を攻撃しているに過ぎないのです。今話題の竹島問題でさえ、第三者である国際司法裁判所で決着をつければ簡単に全世界に認知させる事ができるというのに、韓国側がそれに応じないのはそれ相応の証拠を提出できないからです。一部の韓国の識者も、それは認めています。だからこそ、否が応でも韓国は国際司法裁判所に出頭できないのですが。
これだけ見ても、まだ訴求力には足りないかもしれません。人は実際に自分自身に被害がなさそうであれば、面倒な事にはしたくないものです。私もどこか他人事に考えていた節がありましたが、韓国側の行為を信頼のおけるソースのもとで明らかにされれば、さすがに眉をしかめざるを得ませんでした。コラム中にもありますが、反日デモ等で行われいる行動の他、在日韓国人への超法規的な優遇措置、結局つけを払わされるのは税金を払っている日本人自身だということを思うと、事なかれ主義でいるわけにはいきませんでした。
不満には抗議をして立ち向かうべきです。が、実際に行える抗議行動としては、成人は選挙にしっかり行く事と、韓国企業製品等の不買運動でしょう。良識ある行動の中で抗議を行うべきであり、決して中国・韓国人への非難中傷などが誉められたものではないということを心に留めておくべきです。方法論についても、コラムの最後のほうでしっかりと述べられています。韓国企業に関するリストに目を通すだけでも、心がけとして行えるようになるのではないでしょうか。
最後に、あくまでこれはネット上での情報の一つであり、それを盲信する事は健全といえる行為ではありません。ここに挙げられた歴史と、韓国で主張されている歴史と、両方を疑ってかかるのが最適な解かと思います。自分で情報を集め、異なる主張の根拠を調べ、余裕があらば実際に両国の実態を視察してみるというのも、客観的に歴史を見る上で大いに役立つスタンスでしょう。疑った先に真実を求めるという「哲学」を心のどこかに覚えておけば、ひいてはそれが自分自身のためにもなるということです。
何が正しいと思うのかは、貴方自身で判断すべき事ですから。
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