久しぶりに小説を読んだ。最近は、高校の頃に読んでいたライトノベルのシリーズ物を惰性で買って読むくらいだったけど、バイトの休憩中に読む手近な活字が欲しいと思って書店に足を向けたわけだが。
「博士の愛した数式」
まずコレ。とある数学者と家政婦とその息子の話。数学が嫌いな人には敬遠されそうなタイトルだけど、中身は文学的かつ哲学的。数学を端から理解しようとも思わない人には、このすばらしさを理解できないかもしれない。これ読んで数学が一層好きになった。映画とかがあるみたいだけど、そっちは知らぬ。ともかく、学ぶことの純粋な楽しさを理解できる。
「すべてがFになる」
続いてコレ。10年ほど前の作品。理系ミステリー? どういう分類かは知らないけど、理系思考の人にオススメ。プログラムやったことがある人には謎解きの場面で深く納得するかもね。すげぇ楽しかった。あんまりミステリー小説って読んだこと無いんだけど、推理小説とはまた違う分類だよね? 確か。この作者さんの作品はこういった理系的作品が多いらしいので、シリーズとしての続編もあるようだし、続けて買ってみようかと思う。
あんまり感想らしい感想じゃないけど、えぇわこういう小説。理系的哲学的思考の文学作品っていえるんだろうか。これはハマルかもしれん。
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