ある事柄を受け入れるべきか否か
それを決めるひどく単純な理由がある
人が好むか好まざるか
自分が好むか好まざるか
このうちのどちらかしかない
人がそれを是というならば、僕はそれをしよう
人がそれを否というならば、僕はそれをしないだろう
僕がそれを是というならば、僕はそれをしよう
僕がそれを否というならば、僕はそれをしないだろう
人が否でも僕が是ならば、僕はそれをするだろう
人が是でも僕が否ならば、僕はそれをしないだろう
僕は凄くお人好しだ
自分の都合が許すなら、僕は他人の意見を簡単に受け入れる
僕は凄く自分勝手だ
自分の都合が悪くなるなら、僕は他人の意見を全く受け入れない
だから僕は僕のために
とある境を作っておこうと思う
僕が決めた、是と非の境界
傲慢にならないために
粗野にならないために
野蛮にならないために
無知にならないために
僕はたくさんのことを受け入れる
本当に望まないことは、一握りくらいのわずかな欠片
それより多くの、星の数ほど受け入れよう
謙虚であるために
理性的であるために
理知的であるために
博識であるために
それが僕の決めた、唯一の境界
それが『信念』であると、僕は信じている
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