この前ほざいていた修士→博士攻略ルートなんですが、実際に探してみたら飛び級でM1からD1はあるらしいぽ。しかも博士にも飛び級はあるらしく、大学院は最短3年で博士の学位まで取得できるようになっているんだそうで。全然そんなのシラナカータヨ。
そらさっさと学位取って出たほうがええわと教官に打診してみたところ、なんか結構な業績が必要となるみたい。「優秀な学業成績」のみならず「優秀な研究業績」も必要なんだと。まぁそれなりに有名どころの学術雑誌に論文が掲載されるとか、知名度のある学会での発表だとか。無論、ついこの間まで卒業論文を書いていた俺にそんな業績があるわけもなく、一から作らないといかん。そのためには7月終わりまでに修士論文を仕上げなければならないらしい。猛烈にきつい予想第一段階。
で、実際にどの程度の人が飛び級をしたことがあるのかと過去の記録に当たってみたところ、工学系の人が幾ばくかという感じ。理学系からは前歴なし。マジデスカ。言うまでもなく俺は理学系のほうに所属してます。
なんで理学系からはないのかというと、どうも工学系と理学系で教育システムが違うらしい。工学系は割と論文を出しやすく業績を論文数で評価できるが、理学系はそうポンポンと論文が出ず業績を稼げない、とのこと。教授会の審査においてはそれらを考慮せず同列で扱うから、今まで理学系からは飛び級していく人がいない――と教官曰く。ステキに厳しい課題をどうもありがとう。
まぁそれでもチャレンジしてみるか、ということで、M1の年間スケジュールが大幅に変更されました。2年分を1年でこなす感じ。しかもというかやはりというか「高名な学術雑誌への英論文投稿」という暗黙のルールが存在するみたいなんで、後半は英論文の執筆も考慮しないといかんです。加えて、それだけじゃ業績として足りないので学会発表も幾つか。8月〆というのは大方秋以降の学会発表〆切ッス。
無論、それ以外にもアルバイトなりシステム管理なり資格試験なりの外部仕事もあるんで手際よく進めていかないと撃沈するのは目に見えてます。最悪修論が完成しなくとも正規の修業年限が2年だから失敗ではないしまぁ良いか、というのが心理的な救済になるんですが。挑戦するからには通してみたいよね。
そういうわけで、GW明けから今まで以上に目一杯スケジュールが舞い込んできている管理人の悠です。この程度のスケジュールくらいこなせんと生き馬の目を抜くような研究業界で生きてはいけんよと暗にネガティブプレッシャーがかかってる気がするんで、上記の心理的救済もあまり意味なかったりします。頑張れ俺。蝶頑張れ俺。
Comment
前人未到だからこそ、チャレンジしがいがあるばい。
がんばれ~。
あたしも熊大初の女で大手建設会社の技術職なんてものを取ってしまったから、教授の方々とのコミュニケーションはそれをツマミに当分生きてけると思われます。
出来たらラッキー出来なくても、「ま、いいか」の精神でいけばなんとかなるもんさ。話すネタに困らない人生になること間違いなしだね!
>>たき氏
確かに前例がないことをやるのは難しいですが、達成できればそれはそれで素晴らしいことですな。
「失敗してもポジティブに」は賛成ですが、退廃的ベクトルに向かないよう留意しておきます。
蝶頑張れ!
倒れそうになったら看護師ノリ○に天敵...いや、点滴打ってもらいな♪