Googleが日本の法律に従うならば、Googleは確実に違法(GIGAGINE)
猥褻画像陳列で「画像ちゃんねる」管理人ら7人逮捕(スラッシュドットジャパン)
著作権法の「非親告罪化」が密かに進行中?(スラッシュドットジャパン)
きな臭いニュースが増えてます。著作権の非親告罪化、掲示板の運用責任問題。これらは最終的にインターネットの衰退、ひいては文化の衰退に繋がる可能性もある重要な問題です。
何気なく一枚の紙に書いた詩歌、イラスト、文章等々が問答無用で犯罪行為に繋がるかもしれない。画像を投稿できるようにしておいた交流用の掲示板の運用責任を問われて逮捕。さらには違法なファイルのURLをページに貼り付けたor貼り付けられただけで犯罪に。冗談ではなく、今現在置かれている状況というのはそういうものです。
詳しいことはリンク先の記事を見て貰うとして、簡潔にまとめた上記の状況だけでも将来的に文化の衰退が起こりうることなど火を見るより明らかです。自分のオリジナルだと思っていた創作物が基で、あるいは面白いと思った作品を紹介しただけで、ある日突然逮捕されるかもしれない。そんな状況で誰が新しい作品を求め得るか。地雷原に自ら足を踏み入れるような行為を誰がしうるか。今の日本は、その境目にいるともいえます。
創作者側に関わるものとして、これらの傾向は決して看過できるものではないのですが、一個人で出来ることというのは限界があります。その創作領域においても単なる趣味の延長である私としては、まずこれらの事実を広く知ってもらうことが一番だと思います。
〆に、リンク先で感銘を受けた言葉を紹介。彼らが最初共産主義者を攻撃したとき(Wikipedia)より引用。
彼らが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、 私は共産主義者ではなかったから。
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、 私は社会民主主義ではなかったから。
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、 私は労働組合員ではなかったから。
彼らがユダヤ人たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、 私はユダヤ人ではなかったから。
彼らが私を攻撃したとき、私のために声をあげる人は誰一人残っていなかった。
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