朝も早いうちからテニスに興じてみたりと爽やかさをアピールしつつ管理人がやって参りました。滝のような汗を流している様は爽やかというよりキモイよね。うん、分かってる。
さて、その後の話。USB/IEEE/GbEコンボPCIをメインPCにインストールしてみると、同じくモニタが映らなくなった! というより、起動音が鳴らないところからすると電源投入直後にフリーズしてるっぽい。CDドライブの起動チェックが何故か二回行われたりもする。どうもコレ、基盤そのものが逝かれてるような希ガス。ダメもとで購入店に直訴してみたら、初期不良判断→交換キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!! 再度サーバ予定機にインストールしてみると、見事モニタが映ってくれたよ。玄人志向の品だったから相性問題とかでないがしろにされるかとオモタ。ありがとうジャンクショップ。
しかし、相変わらずCFのほうは解決しない。起動の遅さを我慢してブートさせ、messages、dmesgのログを確認。やはりCFカードの認識あたりでエラーを起こしている。DMAでの転送エラーっぽいのがしばらく繰り返され、タイムアウトして処理を次に移している。ここから判断すると、1. 変換アダプタの転送モード問題。2. CFカードの転送モード問題。のどちらかだと思うんだが。俺の持ってる4GBのCFは、「A-DATA 120x 4GB CF」という奴で120倍速対応のもの。ネットの情報によると、このCFは一応Multiword DMAモードでの転送ができるらしい。120倍速というのも、CDの等倍速(150KB/sec)を基準に120倍だから、およそ16.5MB/secになる。MW-DMAはMode2で16.6MB/sだから(Advanced Technology Attachment:Wikipedia)だいたい一致する。つーことはCFの問題ではない可能性が高い。
ここから推測。変換アダプタは単なる接続部で転送モード等の設定は行っておらず、CFカードの接続形態に依存することが多い。IDEコネクタを繋げてCFtoIDEとする場合、CFカードは高速に転送できるMW-DMAモードで送ろうとしている。OS側もその情報を受け取ってDMA転送を行おうとする。一方、変換コネクタはDMA転送に対応しておらず、エラーを起こして転送モードの設定に失敗する。このせいでOSが正しい転送モード(それがPIOで遅いとしても)を認識できず、ブート時に時間がかかるのではないだろうか。転送モード自体の問題というより、それによるエラーが遅延の原因だと考えれば、ブート以降サービス起動時にそれなりの速度になるのも説明がつく。
となると、これは変換アダプタの問題という可能性が高くなってきた。実際、M300-enclosureの変換アダプタはこの製品専用で、minibox.com自体が製造しているみたい(変換アダプタにminiboxの刻印がある)。元々フラッシュメモリに関してそれほど有名なものでもないので、変換アダプタの問題というのは大いに考えられる。M300-enclosureを購入した一因でもあった変換アダプタ装着済というのが逆に仇になるとは……。
というわけで、現在DMA転送に対応できそうなCFtoIDE変換アダプタを物色中。順調に人柱モードになってきている悠ですた。
Comment
http://japanese.engadget.com/2007/06/28/kuroutoshikou-cf-to-hdd/
そんなところでこんなのが出るそうです。
>>なるせ氏
これはまたタイムリーな……。しかし仕様が分からないと、やっぱり手は出しにくいですな。
形状は、今まで見た中で一番M300の変換アダプタに似てるので、もしかしたら換装可能かもしれませんな。