友人に頼まれ、パソコン上の動画をDVDに焼き付けることになった。加えてデータディスクとしてではなく、市販DVDプレーヤーでも見られるようにしてほしいとのこと。元々の動画はMP4なんで、そのまま焼くことはできない。DVD-Videoにするにはそれなりの手順がいる。
$ ffmpeg -i source.mp4 -f dvd -r 29.97 -s 720x480 -b 4096 -vcodec mpeg2video -ar 48000 -ac 2 -acodec mp2 target.mpg
まずffmpegでmpeg2に変換。これが結構時間がかかるんで、パソコンほったらかしてエンコードさせられるような時間を確保しておく。
$ dvdauthor -o ~/tmp/dvd target.mpg
dvdauthorというコマンドラインオーサリングツールでdvd-video形式に変換。vts-*.vob/ifo/bupが作成されるはず。
$ dvdauthor -T -o ~/tmp/dvd
さらにvideo-ts.ifo/bupを作成。
$ mkisofs -dvd-video -o ~/tmp/dvd.img ~/tmp/dvd
dvd-video形式に収まったディレクトリをイメージ化。
$ dvdrecord -v -dao -eject dev=0,0,0 ~/tmp/dvd.img
dvdrecordでDVDに焼き付ける。dvdrecordはcdrecordへのエイリアスになっているので、cdrecordでも可。
基本手順はこんなもんなんだが、俺はDVDプレーヤーを持ってないのでこれでちゃんと見られるかどうかの確認が出来ない。果てさて上手くいったんだろうか。
参考: Linux ムービー・動画環境(real-baishi.net)
Comment
お、これはどこかで使えそう。アーカイブに放り込んでおいてもらえると再利用価値出てくるかも。
てか、DVD-video作るのにコマンドラインしか出てこないのが悠氏らしいw
>>なるせ氏
これだけだとあまりに基本過ぎて、メモにもならんのよね…。
チャプター分けや編集等、本格的なオーサリングの説明も含めてやればメモにもなるかもしれんが、そこまでする元気が今の私にありませぬ。
むしろ参考サイトのほうがメモとして使えるやも。
>DVD-video作るのにコマンドラインしか出てこない
オーサリングというよりただの変換→焼き付けだからなぁ。この程度はコマンドラインだけでいいっしょ。
マウス使えないよりキーボードが使えない方がよっぽど困る。