つい最近、OSのFedoraを5→6にアップグレードしたんですけど、なぜかAdobe Readerが使えない。というより、なんかインストールで失敗しているような気がする。AdobeのダウンロードサイトからLinux用rpmを落としてきてインストールしているというのに。
とりあえずacroreadが使えないと色々と困るので、原因究明。旧バージョンのダウンロードからtar.gzファイルを指定して落とし、調べてみる。が、こっちもインストール失敗。Fedora 5のときは上手くいっていたのになぁ。エラー内容は「exprの文法が間違っています」とのことだが…。普通、企業用ソフトでミスるか? こんなエラー。
仕方なくインストールスクリプト(bashだからアスキーファイルになってる)をgrepでexprの検索。何行か見つかりましたよ。全部が問題というわけではないんだろうけど。
どうやらexprのlengthとかを使用する際に対象となる変数を引用符で括っていないのがまずいらしい。文字列となるべき変数が空の時に、空文字列と判断していないようだ。これはFedoraのbashがマイナーチェンジした結果だろうか? まずそうな文字列を二重引用符で括って修正してみたところ、ちゃんとインストールできました。全く、これだからデバッグはちゃんとしろと。
が、インストール後にFirefoxのプラグイン(nppdf.so)を.mozilla/pluginsディレクトリにぶちこんでも起動しない。コマンドラインからはうまくいく。クソが。どうやらPATHが通っていないせいらしいが、~/binはちゃんとパスを通している。が、これは/etc/bashrcで通っていないからダメらしい。~/.bashrcは参照していないのか、/usr/local/binにシンボリックリンク貼ったら普通に起動しやがった。
なんかLinux版のReader、全然メンテされてねぇな。AdobeがあんまりLinuxを好きじゃないっぽいのは分かっているけど、ver.7.0.9のダウンロードでインストールしたらver.7.0.8とかはもうダメだと思う。Readerでさえこの対処なんだから、PhotoshopとかIllustratorとかのLinux移植はさらに期待できないのぅ…。
※ 26日追記
もっかいダウンロードしてスクリプト確認してみたら、なんか直ってた。lengthを使ってた部分が全部差し替えられていた。やっぱバグ報告あったんだろねぃ。中身そのままでverは7.0.9の呼称のままだったけど。
Comment
Adobe ReaderのLinux対応は確かに前からひどいですねぇ。
リリースされるのも遅いし、英語以外の対応などがひどいです。
PDFがアドビの物だから公式のAdobe Readerがいいかと思って入れてますが、やたら重いし、ある程度普通のPDFならば互換性のある別のPDFリーダーを入れている方がマシかもしれません・・・。
>Infomation
>北海道、サンフランシスコ
( ゚∀゚)o彡゜お土産!お土産!
通常のPDFファイルを参照するだけならxpdfでもgpdfでもなんでもいいんですけど、Firefoxのプラグインとして使い勝手のいいのはやはりAdobeなんで…。
それに印刷における各種高機能インターフェースは捨てがたい。
企業戦略として、Linuxはまだパイが少ない分野だからというのは分かるんですけどね。
>( ゚∀゚)o彡゜お土産!お土産!
北海道はTakashima氏にでもねだってくれw
サンフランシスコの後、年明けにはそっち行く予定だからその時なー。