知り合いがワールドカップバレーボールの招待チケットを貰ったらしく、ついでに誘われて行ってきました。地元のちんまい体育館でワールドカップとかってどないやねんとか思ったんですけど、まぁそんなもんかと勝手に納得する。さすがに報道陣は結構集まっていたし、人の入りもそれなりだったと思うんですけど。
いや、しかし案外これが面白かった。意外といえばファンにヌッコロされそうですけど、個人的にはそれくらい衝撃的な事実。やっぱりどんなスポーツでも、それに人生を賭けて鍛えてきた人たちのプレー、っていうのは見てて感動するんですな。そこいらの高校・大学レベルの素人じゃなくて、真剣に世界の頂点を目指すプレー。よく言う「テレビで見る感動とは違う」というのと言葉は近いんだけど、その興奮とはちょっとズレる。それよりはもっと職人気質な意味合いで、技術+プライドのぶつけ合いみたいな、そんな感じ。これぞプロ、と言わせる何かに感動させられました。実際、Jリーグの試合とかも見たことあるんですけど、アレの感動とはまた違う、というかあまりJリーグは感動しなかったというかなんというか。
国の威信をかけて、ってのもなんとなく分かりますな。無遠慮に砕けて言ってしまえば国同士のハイレベルな喧嘩みたいなもんだし、その気迫が感じられるわけですよ。なんとなく近いと思うのは、Jリーグよりも高校野球のほうだろうか。敗退即終了みたいな緊張感とその死闘。甲子園とかは生で見たことないんですけど、そんなもんじゃないかと思います。ワールドカップはさらに技術でも魅せてくれたりするんで、高校野球のスリル的快感とは微妙に違うんですけど。
中学高校と真面目に打ち込んだ何かってのがないから、上手い比較対照が出せねぇ。でも機会があれば、ワールドクラスの試合ってのは見ていて損じゃないと思います。俺もまたそんな誘いがあれば見に行きたい。勿論無料で。
Comment