旅行をする度、生活リズムがめちゃめちゃ健康的になるのはなんでだろう。時差ボケのせいもあるとはいえ、朝も早い7時にはもう目覚めばっちりですよ。そんかわり18時くらいがめがっさ眠いけど。
さておき、今日は唯一といえるかもしれないサンフランシスコの観光予定日。教官に話してみたら結構皆学会の合間に観光とかしてるんだってね。色々と逸話も聞かせてもらったりしてなかなか面白かったんですけど、さすがにレンタカーまで借りてがっつり回る程の余裕は俺にはありませぬ。ヨセミテとか行きたかったけどさ。
とりあえず初サンフランシスコだし、周辺を回ってみようということで、フィッシャーマンズワーフとゴールデンゲートブリッジくらいは見ておこうと決める。地図で見てみたら、道のりは片道およそ10kmてとこか。バスの乗り継ぎも悪いし、歩いていくことにする。
最初はフィッシャーマンズワーフ、に向かう途中にあるケーブルカー博物館に寄ってみる。なんでもこの博物館、各ケーブルカーの路線のケーブルを全てここで動かしているらしい。ケーブルカー本体には動力源なんか何もなくて、動いているケーブルを掴んだり離したりして移動・停止してるんだとか。教官に教えてもらったスポットなんだけどケーブルカーの歴史や動作原理も詳しく説明されており、意外と面白いそうだ。
すっげぇ勢いで回る車輪たち。
ガイドブックにはあまり大きく紹介されていなかったけど、見学は無料で平日昼間は人が少なくてゆっくり見てられる。興味ない人には意味ないかもしれんけど。音は結構やかましいんだけど、機械的な音ってあんまり耳障りじゃないよね。個人的には雰囲気もなかなか気に入りました。
続いてフィッシャーマンズワーフ。観光地というのがあまり好きくない俺ですが、ヨセミテとかそういうところは行ってみたい。ここもフィッシャーマンズワーフの中にある水族館に興味があったくらいで、人混みは遠慮願いたい。
館内の雰囲気と水中トンネル。
そんなに大きくはないこじんまりとした水族館だけど、サンフランシスコ湾の生態とかが興味深い。沖合いを寒流が流れているせいか意外と水温が低い(48°F/9.5°C)ので熱帯魚は棲めないとか、ホホジロザメ(Great White Shark)に関する話題とか。まず噛みつき、それから(食べられるかどうか)考える、というのはなかなか恐怖を煽られるホホジロザメの生態だ。エレベータで地下に向かうと水中トンネルがあり、鮫やエイが悠々と泳いでいる姿が見られる。
フィッシャーマンズワーフで食事しようかとも思ったけど平日なのに人が多いんで、チキンハートな俺は露店に並ぶ勇気もなく、そのままゴールデンゲートブリッジへ向かうことに。海岸沿いをずっと歩いていくんだけども、見た目よりもずっと遠いわコレ。
サンフランシスコ遠景とアルカトラズ島。
フィッシャーマンズワーフからだいたい歩いて2時間弱。ゴールデンゲートブリッジがデカ過ぎて距離感が狂うけど、振り返り見れば遥か遠くに感じるダウンタウン。気温はちょうど日本の秋くらいで寒くもなく暑くもなく、空気が乾燥しているので散策にはうってつけ。あー、サンフランシスコええわ。
ゴールデンゲートブリッジ。橋の付近にあるフォートポイントより。
でけぇ。橋の支柱は227mもあるらしく、そこいらの日本のビルよりも高い。そら遠近感狂うわ。徒歩で橋を渡ることもできるらしいんだけど、橋を徒歩で往復するとだいたい1時間くらいかかるみたいだし、さすがにもうその力と時間は残っておらず。フォートポイントのカフェで遅めの昼食をとって、ホテルへ戻る。
戻る途中に撮ってみた、サンフランシスコの急な坂道と公園からの景色。
高低差何メートルなのか気になるくらい急な坂道。ケーブルカーが市民の足になるのも分かる気がする。公園から見た景色も綺麗で、結構な数の子供らが遊んでた。日本ではもうあまり見られなくなった光景だなぁ、としみじみ。
で、ホテルに帰ってきたのは17時ごろ。実に7時間以上も外出していたわけで、歩いていた時間も4時間以上は確実。時速5kmとしたら20km強だしそんなものか。いや、これは明日確実に筋肉痛だね。もう既に痛いけど。
Comment
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神様の日記には珍しく、写真ものってるし。
フィッシャーマンズワーフとかゴールデンゲートブリッジとか
中学校の教科書に出てきたね、new horizon。
あたしも来年、日本脱出を試みるべく、パスポートを取得いたしました。
そーいや、春休み、沖縄行く?
日程は3月10日~16日の4日程度の期間を考えてるけど。
今のところの面子は薬漬けのP氏、筋肉のK氏、たきさんだね。そろそろ本格的に考えようかと思ってね。予算は10万。
また来年も来たいと思わせてくれるところです、サンフランシスコ。
そういえば中学校のころの教科書にありましたねぇ。
春休みはまだちょっと分からんですなぁ。
中間報告が2月末なので時期的には大丈夫そうなのですが、今の研究を投稿論文にする際のスケジュールが決まってないもので…。
もしかしたら春休みに集中的に解析するかもしれませぬ。
おそらく年明けの1月末までには方向性も決まっていると思うので、予約の都合とかで無理そうならばスルーしてくだされ。