朝目新聞さんのところから、ハム速 2ろぐさんのまとめを見ていたんですが、色々と面白いモノが多くて気づけばこんな時間。アレ、おかしいな。SQLiteの組み込みを試してみるつもりだったのに……。
そんなわけで、皆にも是非と勧めたいものがこちら。
やる夫が小説家になるようです
完結:やる夫が小説家になるようです
やる夫シリーズ小説。シリーズといっても別に他のシリーズと繋がりがあるわけではなく、「やる夫」という主人公が共通するだけで全く別物、別人が書いてます。その道のプロの方の話題が物語風に投稿されており、なかなか為になる話が多いので面白いです。同ページにやる夫が麻雀プロになるようですというのもあるけどそちらも中々。ともあれ、小説を書くという作業が全くの素人からWebで発表する程度にはレベルアップできそうな小話が多く、私自身、読んでいて凄く参考になりました。物書きとか好きだしね。2ch的なノリが嫌いな方は、創作用カードの話や参考書だけでも目を通されてはどうでしょう。
続いてこちら。
第一部:ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない
第一部:ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない 2
第二部:ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない
第三部:ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない
第四部:ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない
第五部:ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない
完結:ブラック会社に勤めているんだが、もう俺は限界かもしれない
感動巨編。とあるプログラマの話ですが、なんというかこの人すげぇ文才あるんじゃね?と思わせるくらい話が巧い。いや、それくらいドラマチックで波瀾万丈な生活だったということなのかもしれませんけど、最初から最後まで一貫して面白い。むしろ後半の盛り上がり方や藤田氏が神過ぎる。半分ネタか?と疑う人も居ますけど、それならそれでこの人の文才は神レベル。実話ならそれこそ「事実は小説よりも奇なり」を地でいくストーリーですよ。各コメントにまで目を通していると時間がなくなるので、話の筋を追いたいだけの方はスレ主の青文字だけを追っていくのが吉。それだけでも結構時間がかかりますけど。
最後に、身近だけどしんみりと心に沁みる、カーチャンスレ。
カーチャンスレは反則だと思う。涙腺の崩壊レベル的に。この年末年始で実家に帰るけど、家族って永遠不滅の存在じゃないんだよなぁ。ふとしたきっかけで手の届かないところにいってしまうかもしれない、それがいつになるかは分からない。とりあえずは、元気な姿だけでも見せに帰るとしよう。
以上は全てハム速さんのところのスレまとめです。
……少し心情を語らせてもらえば、最近は気の浮き沈みが激しい気がする。研究室の忘年会で周囲も自分以上に頑張っていることを思い知らされたり、高学歴ワーキングプアとか最高学府はバカだらけとかで不安になったり、自分自身の凡人っぷりを省みて凡人がこの先生きのこるにはどうすればいいのか真剣に思い悩む。上記のまとめにある、藤田氏のような神的存在になれるわけでもなく、木村氏のような野心と努力と才能を持ち合わせているわけでもなく、あくまで淡々と自分が今できることをこなすだけ。
それでも運がなければ、道は閉ざされるかもしれない。諦めるか執着するか、その選択を迫られる時が来るのは、そう何年も先の話じゃなくなってきている。選択をせずに進んで行ける人は一握りの、才能豊かな天才・秀才たち。そうであっても多少の運が絡んでくるし、凡才は運の要素がもっと増える。むしろ、選択云々は既に遅い話なのかもしれない。
私は、どっちだろうか。持てる者か。持たざる者か。
たぶん、岐路に立つその瞬間まで、悩み続ける問題だと思う。
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