IT業界で闘う“アスピーズ(Computerworld.jp)
IT業界には程度の差こそあれアスペルガー症候群である人が多い――という話。どうしてIT業界にアスペルガー症候群を持つ人が多いと考えられるのか、もしそうだとすればIT企業はどのようにアスペルガー症候群と付き合っていけばいいのか、そういった話題。
まず、アスペルガー症候群とは何か。Wikipediaによれば、『アスペルガー症候群(あすぺるがーしょうこうぐん、Asperger syndrome: AS)は、興味・関心やコミュニケーションについて特異であるものの、知的障害がみられない発達障害のことである。』とのこと。いわゆる『自閉症』との違いについては、ページ途中の分類表が分かり易くなっているかと。語感から『自閉症』=『引きこもり』と思われがちですが、上述の記事中にもあるように『自閉症』の人が『ひきこもり』になることはあるものの、かといってイコールでは結ばれないことに注意。
一般的に、アスペルガー症候群である人(アスピーズ)はコミュニケーション能力に問題があり、冗談が通じない・言葉を額面通りに受け取ってしまう、といった傾向にあるそうで。特に珍しい症状というわけでもなく、100人に5〜6人程度はアスピーズに分類されるらしい。IT業界ではその業務の特徴からアスピーズの性質によく合っており、むしろアスピーズがIT業界を推し進めてきたと言っても過言ではないほど。その中で、企業組織として求められる『コミュニケーション』というものがアスピーズに対しどれほど深刻な問題か、そしてその支援策はどうするのか、といったのがこれからの課題。
枕が長くなってしまったけども、記事を読み進めていく内、Wikipediaの内容を追っていく内に、どうにもこの『アスピーズ』とやらとは浅からぬ因縁がありそうだと思ったわけでして。アスピーズの人数比は6%程度だとして、知人友人らを思い返してみれば大方一人くらいは該当しそうな人を思いつくと思うんですが、私の場合その割合が有意に大きい気がするんですよ。特に高校以前の知人友人らは該当する項目が多い。症候群とはいえ、健常者との明確な境界があるわけでもないので、ちょうどボーダーに位置するような具合と思うのですが。指折り数えてみれば数十%。勿論、母数が小さいので一概に比較は出来ないんですけども。
理由はたぶん、類友。コミュニケーションに長けていない/興味がない人が摩擦を起こしにくい人間関係といえば、同じく特にコミュニケーションに長けてない/興味がない人のほうが続くんじゃないかと思います。平たく言えば、私自身がコレに該当するんじゃねぇかという疑問が湧いておりまして、それこそこのログを書こうと思った原動力でありまして。興味の対象が無生物的かつ論理的なものに向きやすく、一度集中し始めたら周りへ注意が向かなくなる辺りはどんぴしゃり。今は、周りの友人曰く『(対人関係に関して)マシになった』といわれるのであんまり問題ないのかもしれませんけど。長年不思議だった、『自然とできる友人関係が、小中高と別の環境に移っても何故か同じ嗜好や傾向の友人ばかり』とか『人の名前と顔を覚えられない』という疑問への解なのかもしれませぬ。コレを見てる旧知の友人もいるかと思いますが、そう、キミだ、思い当たる節はないか?
まぁ、あまり言い過ぎると後から友人総出でフルボッコ(色んな意味で)になりそうなのでこれ以上は控えます。障害だからそれを免罪符にとは言いませんが、そういう人もいると割り切れば、健常者も無用な人間関係の摩擦を感じなくても済むんじゃないかと。まだまだ世間への認知が低いアスペルガー症候群ですが、頭の片隅にしまっておけば役に立つかもしれません。
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俺のことか?w
ふと思い返した中に君の名前が出なかったと言えば嘘になるかもしれない気がしないでもないw