発表する時はね、誰にも邪魔されず自由で、なんというか救われてなきゃあダメなんだ。独りで静かで豊かで……。
そんな悟りの境地へ行けたらいいなと思う今日このごろなんですが、本当にそうなってしまったら色んな意味でヤバス。明日の発表を控え、今日は一日興味のあるセッションを見てました。会場広い。3桁人数は余裕で入りそう。なにこれ。なんでよりによって大会場なんだ(別のセッションはもう少し小さい会場)。
そんな憂鬱を抱えたまま一日の終わりを迎え、次に若手の親睦会へと向かうのです。えぇ、研究の知り合いはごくごく限られた人しか知らないのに、親睦会とはまさに精神的自殺行為。逆説的にもっと同世代の人の研究のことを知らないといけないという考えもあり、アビリティ「臆病」と「人見知り」をセットした俺がのうのうと参加したわけですよ。案の定、行きの道中に周りを見ると、大方の人は同じ研究室や顔見知りと仲良く話しているわけで。頭の中で「トラップ発動! 『必殺・大宇宙一人ぼっち』(引用:オタリーマン)!」とかやっていました。ちなみにこの必殺は必ず精神的に死にます。自分が。
そのタイミングでカウンター魔法「自己紹介」とか「気さくに話しかける」などとすると空気読めない太鼓判を押されること必至。そこは素直に、防御魔法「孤独の感性(慣性・完成)」を使うべきなのです。リア充の集まりは想像以上に手強いのだから。立場的に弱いヲタクやヒッキーは身を守れ。その代わり、アビリティ「聖徳太子の耳」をセットすれば、そこらじゅうの会話を拾うコンボができる!
…… 。・゚・(ノД`)・゚・。
まぁ飲み会の会場では先制攻撃で「角席ゲット」を使い、トラップコンボ「キモい笑顔」と「研究の話題」が無事決まったので、そこそこ楽しく場を終えることができましたが。アルコールを入れると隠しアビリティ「笑い上戸」が発動するので、それもうまく利用できましたし。リア充に溶けこむには苦労するぜ。
こんなくだらないことに30分もかけて文章を書くまえに明日の発表の練習でもしとけと言う人は間違いなく正論だと思う。
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