時間的な都合で、指導教官から論文の一部が早速帰ってきた。Intro.の構成が甘い、との一言。orz 週末はまた論文の直しが待ってるぜ……。
修正の要点というか、俺の文章表現の中でイマイチなものが文章構成力らしい。一つ一つのパーツの出来は問題ないのに、それを組み合わせた最終的なクオリティが低い。なんというか、それは今まで書いてきた論文にしろ、このサイトで公開しているSSとか投稿してみた小説とかにしろ、俺の書いた文章の中で共通して感じていた弱点という気がする。よく言えば職人気質なところがあって、こだわりのある部分を強化するのは得意なんだが、そのこだわりに比べてアウトプットされる総合品質が低いというか。接合部分がヘタレてるんだよなぁ。部分的なクオリティだけが高くても意味がない。一言でいうなら、品質の統一性がない。
今まで生きてきた中では、その総合品質を求められることがあまりなかった気がする。個々の技術という戦術的な評価はあったけどね。それは学校のテストのような、刹那的なスキル。一方、実社会で求められるのはその戦術を活かした戦略であって、全体を把握して調整するスキル。社会的評価を得るにはどちらのスキルも優れていないといけないわけだが、そういった訓練はしてこなかったわけで。こっそり写真や小説のコンテストなどにも投稿してみたりするんだけど、評価されないのはそういった視点を欠いていたんじゃないかな、と改めて考えて、感じたね。
ならその総合スキルを上げるにはどうするべきか。となれば、これは数をこなしていくしかないか。習作を作るというのも、総合のバランスをみるという点では重要。ものを作るのは簡単だが、それで評価されるっていうのは難しい。
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