性懲りもなくInpsiron mini 12の話題です。しかし、大分問題が解消されてきた感があります。時折フリーズする問題も解消の目処が立ったので、後は通常の使い方をして評価してみるだけといったところ。
原因究明のために色々と検証してみましたが、Inspiron mini 12 + Fedoraで起こる例のフリーズはACPIに起因するものの模様。システムログやdmesgで確認してみたら、以下のようなエラーメッセージが含まれていました。
psmouse.c: TouchPad at isa0060/serio1/input0 lost synchronization, throwing 2 bytes away. psmouse.c: resync failed, issuing reconnect request
どうやらこれは、ACPI周りの問題によってタッチパッド等の同期がとれなくなったというものだそうで。だから時計が動かなくなったり、画面の更新が止まったりするのか。 Bug 504928 - "resync failed" kernel messages freezing the trackpad and UI on Mini 12(Red Hat Bugzilla)によれば、カーネルパラメータにACPI関連のオプションを渡せば解消されるとのこと。色々試した結果、次のカーネルパラメータを渡すことにしました。
# vi /boot/grub/grub.conf // Additional kernel parameter kernel ... (中略) ... pci=noacpi noapic
これで起動してみたところ、がっつりフリーズしまくっていたシステムモニタが正常に動作するように。なんでシステムモニタを起動するとフリーズ連発するのか分かりませんが(内部で色々参照しているのか?)、フリーズするかどうかの目安にしていたのでこれは有り難い。一応、このカーネルパラメータを渡した後にはフリーズらしき現象は確認しておりませぬ。ネットを見たり、動画みたり、音楽聴いたり、オフィスを起動したりといったことをしてみましたが、今のところ通常作業範囲では支障は出ておりません。とりあえず、これで安定したか? 一週間くらいしたらフリーズ回数を集計してみてもいいかも。
またこれとは別件だったのですが、Fedora 10を起動するとカーネル立ち上げの時に以下のメッセージが出て起動が遅れていたという些細なバグもありました。
Could not detect stabilization, waiting 10 seconds.
何で10秒待たされるのかもよく分かりませんが(特に異常があるわけでもなく正常に動作する)、ググってみたところ以下のコマンドを入力すると解決できました。
# mkinitrd -f /boot/initrd-$(uname -r).img $(uname -r)
initrdを生成? カーネルを更新するたびに、ドライバの更新もあるし面倒なことになりそうですが。起動はさくさく進むようになって、電源投入から数十秒でログインというのは良い感じです。とりあえず目に見えていた問題は解消されたので、あとは潜在的バグが顔を出すかどうかの安定性検証だけですな。
Comment
おめでとう・・・!
Congratulation・・・!
おめでとう・・・!
フリーズ問題解決したようで何よりです。
自力で解決してのける、そこにシビれる憧(ry
寝る前の寝モバで時間を吹き飛ばされると予告しよう。
ありがとう……! ありがとう……!
まさかこんなヒトバシラーになるとは思ってもみませんでしたが
次買う時はもうちょっとハードウェアの対応についても吟味すべきですな。
寝モバをするために、無線LANの整備が必要ですわ……。