家でも研究室でもPCPCPCPCな生活を送り続けもはやそれが人生の一部と化しつつある管理人ですが、最近は家でも研究室でもプログラムプログラムになってきました。あまり変化してないように思えますが本人としてはより一層ドツボに嵌ってきたのかなと思っております。
そんな感じでこなしている自宅の日曜大工的Windowsプログラミング。DirectXの扱いまでは分かってきた。DirectInputを使ってパッド操作までは実装できそうということまで分かった。次のステップとしては、実際に3D空間でキャラクター操作をできるようにしてみること。
件の参考集では、実はこのステップがもう範囲外となってしまっているのです。というと不親切なように聞こえますけど、正確には俺が作ってみたいFPSのような視点操作のゲーム開発はない、ということ。どちらかといえば、MMORPGのような3Dゲームを想定してサンプルを作られているようです。むしろFPS視点のほうが簡単そうじゃねーか、とも思うんですけど、そこはそれ、サンプルがあったほうが楽じゃん? 怠惰プログラマの言い訳ですけど。
こっち方面については、近場の本屋にはよさげな参考集がなかったので、ちょっと遠出して目当てのモノを見つけなければ行けないかもしれません。来週から名古屋遠征があるので本探しはちょっとおいておき、次に必要となるローポリの本をゲットしてきました。
ローポリとはなんぞや?という方に簡潔に説明しますと、”ゲーム等で用いられるリアルタイムレンダリング用ポリゴン”というものです。もともとはロー(少量の)ポリゴンの略ですが、コンピュータが発達した現在においてローという定義は既に機種依存的な概念になりつつあるという。PS3やXbox360で用いられている綺麗なポリゴンでも、用途としてはローポリです。ハイポリにあたるのは映画やゲームの挿入ムービーなど、ようは映像作品として用いられるもんです。と、参考にしたローポリの本(Amazon.co.jp)からの受け売り万歳。
まぁ大まかなローポリ作成については知っていたんですけど、実際どのツールでどのように作成していくかというスキル面はからきし。本屋でぱらぱらと眺めつつ、最終的な出力をイメージしながら、最もイメージに近いキャラ作成の本を選んだというのが本音。著者の方はファンタシースターユニバースのキャラクターモデルを手がけていたそうなので、嗜好の面では問題なさげ。ツールもMetasequoia(metaseq.net)の有料版で、LightWave程高いもんでもない。SAI(systemax.jp)と同じ5000円。この程度ならまだ手が出る範囲なので、無料のLE版を触ってみてから有料版にするかどうか判断もできる。
んで、製作の流れを追って見てみましたが、プログラミングほどには理詰めではないことにちょっと安心。むしろイラストを描くのに近い、直感的操作が多いので、ロジックよりもスキルが求められる範囲。当然と言えば当然ですが。絵はまだ、なんとか、描ける範囲にあるので、3D作成にはゲーム開発当初のような大きな不安はなさげ。ハイポリの本も見てみましたがローポリと作成過程が全く違い、こりゃー無理だと思っていたんですけど、ローポリならまだ手が出るかもと思わせてくれました。
実際にDirectXで開発していく時も、テスト用キャラくらいは予め作っておいたほうがいいかなと思い、次なるDirectXの参考書を探しがてら、ローポリのテクニックを磨いとこうという予定。
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