「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい」鳩山首相(MSN産経ニュース)
鳩山首相「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい」(痛いニュース)
鳩山首相「地球から見れば、人間がいなくなるのが一番優しい自然に戻る」(働くモノニュース)
( ゜д゜)
( ゜д゜) …ハァ?
こんなことを平気で言うのが信じられませんが、日本の現首相なのよねコレ……。地球に人格を見出すとか、どこまで傲慢なんだろう。こういう言葉の引き合いに地球温暖化を出さないで欲しい。
私は地球温暖化肯定派ですが、温暖化対策は人類の生活・経済のためと思ってます。だから防ぐ。地球のため、とか地球にとっては温暖化・寒冷化なんざどうだっていいでしょうよ。地球の歴史上、今よりも暖かい時期、寒い時期はあったし。百歩譲って地球上の生物のためとしても、温暖化・寒冷化で生物が絶滅することはほぼ有り得ない。絶滅種は出てくるでしょうが、全ての生き物が根絶やしにされるとかはない。そうやって、生物の勢力図が変わってきたんだから。
記事中に60歳児とか揶揄されてますが、ホントこういう理想論を語る人が政治の権力を握っちゃいかんと思うんだがなぁ。理想はあったとしても語るもんじゃない。現実を見ている姿勢を示さないと、マジで宇宙人とか言われても仕方ないじゃないか。
Comment
お久しぶりです~。
インフルで病床に伏しつつノートPC&無線LANでベッドトップを満喫中、
立ち寄ってみました。
この報道でメディア&2chは鳩山ファンタジーをコケにしていますが、
彼の言う考えは環境倫理思想では「保全派」(自然環境に対して一切不作為)
といい、クラシックですが王道な考え方です。
シェラクラブ等に代表される保全派の活動は、
アメリカにおいて「国立公園実施法」を制定させるなど
大きな功績を残しています。
しかし、自然に対して不作為では私たちは生活や経済活動ができませんから、
当然、「利用されるための自然」という思想も大きな勢力として存在します。
それゆえ、環境アセスメント法やEUのローズ指令など実体法で、相互の緩衝を
図っているところではありますね。
鳩山さんがこうしたことを理解しているかどうかは謎ですが。
長文失礼しました~。
こんにちは、お久しぶりです。
ご紹介ありがとうございました。保全派の考え自体は理解しております。
こっそり私もWWFの会員だったりして、その手の考えには多少の賛成も出来るのですが、立場的には記事の通りです。
ただこれは多数派に理解される思想ではないとも思います。
少なくない人が、自分を含む人間がいなくなれば良いと考えることが出来ないというのは当然のことであって。
むしろ、こういった批判されることの多い思想のコメントで「温暖化」というキーワードを使われる方が失望なのです。
温暖化懐疑派の立場からすれば、ツッコミ処の多いコメントですから。
鳩山首相のコメントは「温暖化を防ぐには人間がいなくなる方が良い」というようにも受け取れてしまうので、人間がいなくなるのは承諾できない=温暖化を防ぐことは害にもなりうる、というような論調が出てくるのではないかという懸念があります。
論理の飛躍といえばそうですが、こと温暖化に関しては懐疑派・賛成派の議論がかみ合わないことが多く、これがまた火付け材料になりうるのではないかと。
まぁ、既に「CO2削減25%」とか言いながら科学技術関連予算を削減するような首相ですから今更といえば今更なんですけど。
分野の近いことにはどうしても目を光らせてしまいますね。