今春購入したHPのPavilion dv7にFedora 12の32ビット版をインストール。Fedoraのインストールに際してどのPCでも行う作業はLinuxインストールメモへ、このPC独特の作業はこのログに残しておく。
無線用のドライバが入っていないが、rpmfusionのリポジトリを登録していれば、yumで簡単にインストールできる。メーカーはbroadcom。
# yum install kmod-wl-PAE broadcom-wl
32ビット且つ4GBのメモリを積んでいるので、カーネルはPAE版。合わせてカーネルモジュールもPAE版を利用する。無線ドライバの識別くらいは丁寧にしてほしいのぅ……。
グラフィックドライバはNVIDIAのドライバを使う。rpmfusionのリポジトリ登録済みであれば、yumからインストールできる。
# yum install kmod-nvidia-PAE akmod-nvidia
このモジュールは既にインストールされているnouveauというオープンソースなNVIDIA用ドライバと競合する。カーネルパラメータでこのnouveauを使用しないよう、設定を施す。
# vi /etc/grub/grub.conf
// ---------- Edit the file --------- kernel= (中略) nouveau.mode=0
再起動し、アプリケーション→システムツール→nVidia Display Settingsで細かな設定を施せる。
現時点では、外部モニタと液晶パネルのクローン表示を行うためにはログイン画面まで戻ってXサーバを再起動させる必要がある。プレゼンなどでプロジェクタを接続しても映らない……といった問題は一応回避できそうだが対症療法的。この問題の根本的な解決、もしくはよりベターな回避策が欲しいところ。
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