引き続き、OS移行の話。
メールに関しては、複数のアドレスを一括管理でき、どの端末からでもアクセスができるということでWebメール中心に切り換えていました。で、メールクライアントとして専用アプリを使うことはなく、基本的にブラウザからアクセスしていたわけで。
で、Fedora15に移行したら、Firefoxがバージョン5(今日の時点で6)になったわけですよ。なんか色々バージョン番号を色々すっ飛ばしてしまったおかげで、アドオン管理が大変に。Googleツールバーが、Firefox5で使えないことが分かり、代替アドオンを入れるか、別手段を考えるかの選択を迫られることになりまして。GMailへのアクセスも、基本的にはGoogleツールバーから行っていたので、なんらかの手段を考えねばなりません。
またPOPメールに戻るのは時代錯誤な感じがするなぁ……と思い、何か方策はないかと調べたら、IMAPなんつー便利なものが。いや、言葉だけなら数年前から聞いていた気がしますが、あまり本腰入れて調べてこなかったモノで。早い話が、クライアント側にもPOP同様にメールを保存しつつ、サーバのデータと逐次同期を行うというもの。これならWebメールのバックアップを自動でとりながら、専用メールクライアントとしても利用できます。素晴らしい。コレだよコレ、俺が求めていたのは。
で、ThunderbirdとGMail-IMAPの連携も文句なく、Thunderbird5では新規アカウントでGMailのメールアドレス、パスワードを設定するだけで、自動でIMAPクライアントとしての設定が行われるという至れり尽くせりな状態。GMailのラベル機能とかもちゃんと働いているし、メールクライアントとしてはFirefox上で行うよりもThunderbirdのほうがいいかも。使い込んでみての評価はまだ先の話ですが、現状で特に不満はありません。強いて挙げれば、gmail.comドメイン以外の別ドメイン宛メールをGMailサーバに取り込む際に、ちょっとした時間差が生じることがあるくらい。これはThunderbirdが云々と言うよりも、GMailアカウントの問題ですので、まぁGoogleに要望出すくらいか。
Webメール使っている方でIMAPを使われていない方は、検討してみてはいかがでせうか。
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