落胆のような憤怒のような、そういった負の感情を想起すれども、やり場のない虚しさがいっそう寂しくなることもありますよね、管理人の悠です。いやぁ、またしても一か月ぶりのログになってしまいましたが、久々に精神的に疲れました。引越とか2月はいろいろイベントがあって、せっかく書くことがあったのに。もったいないと思ってしまう私はまだまだここから離れそうにありません。
閑話休題。仕事の都合柄、たまに他人様の論文なんかを評価することがあります。査読というやつですね。仕事の合間を縫ってやることになるので、直接的な自分の利益にはならないんですけど、それは自分が論文を出したときの他人様も同じはず。ってことで、自分も同じように査読を受けて学術誌に論文を載せている以上、査読はできるだけ引き受けるようにしてます。してるんですけど、今回の論文はハズレだったと思ってしまいましたわ。大学生が片手間に書いたような、レポートもどきの論文ががが。考察もほとんどなく、解析をやったらこうなりました、ってだけ。職場の上司の人はこういった論文をやっこう論文とか言ってましたけど、こういう論文にあたるとですね、ホント時間を無駄にしたような気にさせられるんですよね……。他の〆切が押してきているようなときは、特に。
んで、それが冒頭の精神的疲労というやつでして。一応、落胆ぶりをあまりストレートにならないように査読の返信を書きつつ、これが生産的な方向に向かってくれることだけを祈るのみ。評価は辛辣になるかもしれませんが、そこはそれ、科学に対する矜持というのが譲れない一線でありんす。まぁ自分が書く論文が、他人様をこのように落胆させることがないよう戒めるのが精いっぱいでせうか。
最終的に、そんなどうしようもない気持ちはWRFユーザーガイドを新しく更新する方向に昇華してやりました。負の感情でも原動力になるときは役立つのかもしらんね。
Comment
査読で疲労することってありますね.
WRFユーザーガイド,助かっています.どうもありがとうございます.
今年もエイプリルフールな時期?っぽいのでコメントを残しにきますた!
ナンダカ難しいことが書いてあるけども気にせず空気を読まない!!
なんら変わらず私達元気です!
>大山恵弘氏
はじめまして。査読の疲労が分かるとは、ご同業の方でしょうか。
ユーザーガイドもお役にたてていただいているようで、嬉しい限りです。
>くまのさん氏
今年もさんくす。空気を読まない、そんな君が良い。
N氏も元気かねぇ。なかなかそっちに行く機会がないけど、そのうちまた会合でもしたいね。